化学工学専攻

人類に有用な機能をもつ物質及び材料を化学的変換によって創出する。物質、材料、エネルギーを環境に優しく、効率よく生産する方法を提案する。化学工学専攻ではこのような課題について教育、研究を行っています。

現在、以下のような様々なプロジェクトが進められています。

  1. 複雑流体やソフトマターの移動現象を、主に計算科学的手法を用いて解明する。
  2. ナノ拘束空間を舞台に、分子/イオン/ナノ粒子の挙動と構造や電場等の外場の効果を解明する。
  3. 機能性材料合成や燃料電池などの反応プロセスを対象に、反応を操り、速度と質を制御する方法を開発する。
  4. 均相系から不均相系への相転移過程におけるエネルギー、物質移動速度論を解明し、生成物の構造、機能を制御する。
  5. 機能性材料の物性や構造の発現機構を明らかにし、材料プロセッシングに関する方法論の確立を目指す。
  6. 複雑な生産プロセスの開発、設計、運転、制御等を合理的に行うための方法論の開発とその体系化を行う。
  7. 資源−エネルギー−環境の活動連鎖システムを合理的に組み上げた環境調和型プロセッシングの確立を目指す。
  8. 粒子及び粉体の性質を見極め、高機能化を図り、複合場を利用して粒子の挙動を制御する。

化学工学の特徴は対象とするプロセスから要素となる現象を抽出し、その本質と動的特性を定量的に捉え、さらに、最適システムを構築して、物質、材料の高機能化と物質、エネルギーの効率的生産のための方法論を探求することにあります。本専攻の卒業生は、化学をはじめ機械、自動車、鉄鋼、食品、医薬、セラミックス、エネルギー、電機といった産業分野や大学、研究所で活躍しています。