大学の世界展開力強化事業「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成 -災害復興の経験を踏まえて-」2013年度学生相互交流プログラム・オリエンテーションを実施しました。(2013年9月4日)

ASEAN地域の連携6大学とともに実施している大学の世界展開力強化事業「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成 -災害復興の経験を踏まえて-」の学生交流事業の一環として、2013年度の学生相互交流プログラムのオリエンテーションをタイ・カセサート大学にて実施しました。

 同事業では、 ASEAN地域の連携6大学と強靱な国づくりをテーマとした協働教育プログラムを構築して、学生の相互交流プログラムを実施しています。本年度は8月に京都大学でプログラムの前半を実施した後、9月からはタイ・バンコクで後半のプログラムを実施します。このオリエンテーションは後半のプログラムの開講式に相当するもので、京都大学から16名、チュラロンコン大学、カセサート大学、アジア工科大学、バンドン工科大学、ベトナム国家大学から各3名、合計31名の交流プログラム参加学生とともに、北野工学研究科長、Kiatiwatカセサート大学工学部長をはじめとした、連携大学の教職員が参加しました。

 オリエンテーションにおいては、Thanya Kiatiwat教授(カセサート大学工学部長)から歓迎の言葉をいただいた後、北野正雄工学研究科長による同事業の経緯と推進について感謝と期待を込めた挨拶がありました。その後、事業推進責任者の大津宏康・工学研究科教授が、同事業を通じた人材育成について説明するとともに、8月に実施した前半のプログラムを紹介しました。

 そのあと、カセサート大学のSompratana Ritphring講師から後半プログラムの詳細やタイにおける生活に関する注意事項の説明、松島格也・工学研究科准教授から履修にあたっての注意事項の説明がありました。最後に、カセサート大学の学生の案内によりプログラム参加学生に対してキャンパスツアーが行われました。

 京都大学における前半のプログラムを通じて、すでに交流し共に教育プログラムの履修にいそしんでいた6大学31名の学生たちですが、このオリエンテーションは、タイにおける後半のプログラムに積極的に取り組み、より密な交流をすすめるためのよい機会となりました。なお、同事業の詳細や交流プログラムの日々の様子についてはホームページhttp://www.drc.t.kyoto-u.ac.jp/をご覧下さい。

 

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 Kiatiwatカセサート大学工学部長による       北野工学研究科長によるあいさつ

 歓迎の言葉

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   大津事業推進責任者による説明           オリエンテーション参加者

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