デルフト工科大学学生一行が物理系専攻を訪問

平成22(2010)年7月20日、オランダのデルフト工科大学物理系学生30名が工学研究科機械理工学専攻とマイクロエンジニアリング専攻の研究室等を訪問しました。一行は、7月上旬に来日し、関東の国立大学や企業などを訪問した後、16日から京都に滞在していました。

まず、一行は、椹木哲夫教授から京都大学と工学研究科の概要について説明を受けました。続いて、機械理工学専攻の井手亜里教授とマイクロエンジニアリング専攻の平井義和特定助教から研究内容の紹介に熱心に耳を傾けていました。

午後からはラボツアーを行い、マイクロエンジニアリング専攻の松原研究室と機械理工学専攻の松野研究室を見学しました。松原研究室のラボツアーでは、河野大輔助教により機械系実験棟での研究紹介などが行われ、松野研究室では、福島宏明助教などにより実際に製作されたロボットの説明などが行われました。

その後、工学研究科職員の案内で、知恩寺、清風荘、下鴨神社を訪れ、静かな雰囲気を味わうとともに、自国の文化との違いを1つ1つ確認するように、積極的に質問していました。

翌21日には、一行は工学研究科の教職員及び学生3名とともに株式会社オムロンの草津事業所と京阪奈イノベーションセンターを訪問し、生産管理や研究開発について説明を受けました。一行は、日本企業の製品開発と品質管理に対する高い関心から、施設内を熱心に見学し、活発な質疑応答が行われました。

一行は、オランダでは体験したことのない猛暑の中、精力的に日程をこなし、充実した面持ちで帰路に着きました。

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研究紹介をする井手教授

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機械系実験棟見学の様子

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機械系実験棟見学の様子

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オムロン草津事業所での見学の様子

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オムロン京阪奈イノベーションセンターでの集合写真

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