日本学術振興会 アジア研究教育拠点事業 第6回ステアリング委員会を開催しました(2014.1.27)

工学研究科を拠点機関として実施している日本学術振興会(JSPS)アジア研究教育拠点事業「リスク評価に基づくアジア型統合的流域管理のための研究教育拠点」(交流先:マレーシア)事業の一環として、1月27日(月)に国立環境研究所(つくば市)でステアリング委員会を開催しました。

マレーシア側からは本事業の運営メンバーである研究者を中心に、 Awang Bulgiba Awang Mahmudマラヤ大学副学長補佐、 Abdul Hamid Muradマレーシア教育省(MOE)課長補佐の出席も得て、研究成果報告と今後の研究計画の確認が行われました。

本事業は平成23年度から開始した5年間の事業で、アジアでの流域管理・リスク管理に焦点を当て、新たに発生することが予測される重要な課題に対しての解決策を見いだすと同時に、研究者・技術者育成のための教育プログラムを作成し、育成した若手を次世代の指導者とすることで継続的な研究・人材育成が可能なリソースを築くことを目標としています。

事業開始3年目となる今年度は日本学術振興会で中間評価が行われ、今回の委員会ではその結果も踏まえて今後の事業成果とりまとめについて、また事業終了後の本研究の継続・発展についても具体的な議論が交わされました。

次年度である平成26年度はマレーシアにて第4回包括シンポジウムを、最終年度の平成27年度は日本にて第5回包括シンポジウムを開催予定となっており、今後も引き続き両国の協力による一層の研究交流事業展開が期待されています。

会議の様子

委員会の様子

3名の写真SCM6

(左から)Awang Mahmud副学長補佐,Nik教授,清水教授

集合写真
委員会メンバー


【関連ホームページ】
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