科目名 : 原子炉基礎演習・実験

科目コード 51070
配当学年 4年
開講期 前期
曜時限 月曜・3/4時限
講義室 原子1
単位数 2
履修者制限 有(26名以下)
講義形態 講義と実験
言語
担当教員 宇根崎・三澤・中島

講義概要

低出力の小型の原子炉である京都大学臨界実験装置(KUCA)を用いて基礎的な原子炉物理の実験課題に取り組み、さらに原子炉の運転実習を行う.実験は原子炉実験所において5日間にわたって集中的に実施するが、これに先立ち合計9時間程度のガイダンスを吉田地区で実施する.

評価方法

出席点、および実験前の事前レポートと実験終了後のレポートにより評価する。

最終目標

実験を通じて原子炉の仕組み、核特性、安全性に関する理解を深めること。

講義計画

項目 回数 内容説明
ガイダンス 6 実験に先立ち,吉田地区にて約6回程度のガイダンスを実施する.その内容は,実験の概要及び原子炉の設計と炉物理実験,臨界実験の方法,制御棒反応度の測定法,中性子束分布の測定法,核燃料の臨界管理,運転操作法と保安教育等に関するものである.
実 験 1 原子炉実験所(熊取)において5日間(1週間)の実験を行う。その内容は,保安教育・施設見学・実験準備等,臨界実験,反応度測定実験,中性子束測定実験,レポートの作成と発表・討論で,それぞれに約1日をあてることとする.なお、実験期間中に受講者全員を対象として原子炉の運転実習を行う.

教科書

三澤,宇根崎,卞 著「原子炉物理実験」,京都大学学術出版会

参考書

1)ラマーシュ 著,武田充司,仁科浩二郎 訳,「原子炉の初等理論」,吉岡書店.
2)平川直弘,岩崎智彦 著,「原子炉物理入門」,東北大学出版会.
3)J. J. ドゥデルスタット,L. J. ハミルトン 著,成田正邦,藤田文行 訳,「原子炉の理論と解析」,現代工学社.

予備知識

原子炉物理学および放射線計測の初等知識をもっていることが望ましい.

授業URL

その他

1)実験参加には予め放射線業務従事者として登録の必要がある.
2)原子炉実験所での実験期間中は,同所の共同利用者宿泊所に宿泊することが望ましい.