マヒドン大学短期研修生一行の工学研究科表敬訪問(2018.6.1)

2018年6月1日(金)タイ、マヒドン大学工学部化学工学科短期研修生一行5名が工学研究科を表敬訪問されました。地球工学科では、毎年マヒドン大学工学部化学工学科から3回生数名を短期研修生として2ヶ月間受け入れています。今回5名の学生が6月1日から2か月間滞在されるので、この機会を利用して、表敬訪問をされました。

受入先の地球工学科環境工学コースは1958年に設置された工学部衛生工学科を前身としており、衛生工学科設立以来人々の健康と生命を衛るために、この分野のパイオニアとして活躍してきました。際立つ多元性と統合的なアプローチが環境工学コースの特長であり、その土壌となっているのが京都大学ならではの自由闊達な学問の風土と卓越した知の集積です。環境工学コースは、今後もこの分野の世界的な旗手であり続けたいと考えています。

マヒドン大学は、バンコクに位置し、1988年にタイで初めて医科大学として設立され、その後1943年に改組された国立大学です。現在は17学部、8研究所、6カレッジ、9医学関連施設を有する総合大学へと発展しています。専任教職員数は3500名、学生数約20000名を抱える、タイでも屈指の有名校です。

2014年に締結された京都大学とマヒドン大学間の大学間学術交流協定に基づき、工学研究科とマヒドン大学は着実に交流を行っています。2017年8月8日には、マヒドン大学前化学工学部長一行が表敬訪問され、大嶋正裕元副研究科長(当時)他と研究者・学生交流について懇談されました。その後活発な交流が行われ、2018年5月に工学研究科とマヒドン大学工学部が学生交流協定を締結しました。

研究科長表敬では、大嶋正裕研究科長に研修生から短期研修への参加についてお礼が述べられました。藤井滋穂 地球環境学堂教授、西村文武 都市環境工学専攻准教授も出席され、有意義な研修となるようにと励ましの言葉をいただきました。

両大学の交流が今後益々促進され有意義に展開することを期待するものです。

 

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マヒドン大学研修生

集合写真:大嶋研究科長(中央)

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        集合写真      大型ディスプレイ前

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