授業科目名 : 構造安全制御

科目コード 10B052
配当学年 修士課程
開講年度・開講期 後期
曜時限 水曜1時限
講義室 C2-313
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 池田 芳樹, 倉田 真宏

授業の概要・目的

地震や風などの動的な外乱に対する建築構造物の応答を積極的に制御することから、構造安全性を向上させることを命題に、極限解析や弾塑性地震応答解析を用いることによって構造物の終局安全性を定量化する手法を講述するとともに、積極的に応答を制御する各手法(免震、制振等)について、その理論的・実験的背景を詳述する。

成績評価の方法・観点及び達成度

毎週課するクイズと最終試験(筆記試験)の成績によって判定する。

到達目標

耐震設計の高度化に資する新しい技術に関連して、その基礎となる理論を学ばせつつそれらが実践に供される手順を習得させる。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
耐震・免震・制振(震) 1 耐震・免震・制振(震)の基本的な考え方、免震と制振の概観
同調型ダンパー 1 同調型ダンパー:(1) TMD;(2) LTD
アクティブ制振 1 アクティブ制振の基本特性、AMD
同調ダンパーを用いた構造 1 TMDの応答と設計、TLDの応答と設計
変位依存型ダンパー 1 変位依存型ダンパー:(1) 履歴型ダンパー;(2) 座屈拘束ブレース;(3) 摩擦ダンパー
速度依存型ダンパー 1 速度依存型ダンパー:(1) Maxwellモデル;(2) 粘性・粘弾性ダンパー;(3) オイルダンパー
水平動免震構造 1 水平動免震構造:アイソレータとダンパー
振動計測に基づく建物動特性の評価 1 振動計測に基づく建物動特性の評価:(1) 最小二乗法とシステム同定;(2) モード同定
耐震設計の考え方 1 耐震設計の考え方:(1) 地震動の不確定性;(2) 性能規定型設計法;(3) Capacity Design
簡易な性能評価手法 1 簡易な性能評価手法:(1) 等価一質点系;(2) Capacity Spectrum法
耐震性能の確率的評価 2 耐震性能の確率的評価:(1) 動的増分解析手法; (2) フラジリティ曲線
耐震補強 2 耐震補強:(1)補強の効果と性能評価指標;(2)その他の評価法・設計法
損傷評価 1 損傷評価:(1)損傷評価手法;(2)構造ヘルスモニタリング

教科書

なし

参考書等

授業用資料を毎回配付する。

履修要件

構造力学、振動論の知識を前提とする。

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)