授業科目名 : 量子化学Ⅰ

科目コード 10H405
配当学年 修士課程
開講年度・開講期 春期
曜時限
講義室
単位数 1.5
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 分子工学専攻・教授・佐藤徹

授業の概要・目的

原子・分子の量子力学、および多体電子系におけるハートリー・フォック理論、ポストハートリー・フォック理論、密度汎関数理論などの理論的手法、軌道相互作用といった量子化学の基礎的事項について講述する。

成績評価の方法・観点及び達成度

平常点及び定期試験に基づく総合判定

到達目標

量子化学の基礎とその理解に必要なフレームについて習熟する。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
線形代数の復習、解析力学 1 線形空間、内積、ラグランジュ形式、ハミルトン形式
量子力学の基礎 2 ブラ、ケット、オブザーバブル、正準量子化、厳密に解けるいくつかの例
摂動論とその応用 2 分極率、磁化率、時間に依存する摂動論
分子の量子力学 2 ボルン・オッペンハイマー近似、回転、振動
ハートリー・フォック理論 1 多電子系、軌道の概念、フェルミ粒子の反対称性、スレーター行列式、フォック方程式
ポストハートリー・フォック理論 1 CI法、MCSCF法、MP法
密度汎関数理論 1 Hohenberg-Kohnの定理、Kohn-Sham法
軌道相互作用 1 軌道混合、フロンティア軌道理論
学習到達度の確認 1

教科書

なし

参考書等

J.J. Sakurai 「現代の量子力学」 (吉岡書店)、福井謙一 「量子化学」 (朝倉書店)、 米澤貞次郎ほか 「三訂量子化学入門」(化学同人)、福井謙一 化学反応と電子の軌道(丸善)、R.G.Parr, W.Yang「原子・分子の密度汎関数法」(シュプリンガー)、A. Szabo, N.S. Ostlund「新しい量子化学―電子構造の理論入門」(東京大学出版会)

履修要件

学部物理化学で出てくる程度の初等的な量子力学

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)