授業科目名 : 触媒化学

科目コード 70610
配当学年 4年
開講年度・開講期 平成29年度・前期
曜時限 水曜・1時限
講義室 桂A2-302
単位数 2
履修者制限 なし
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・阿部竜,工学研究科・教授・江口浩一,工学研究科・教授・田中庸裕,工学研究科・准教授・寺村謙太郎

授業の概要・目的

前半を田中が、後半を阿部が担当し、触媒を理解するために必要な基礎概念や触媒反応機構解明や、代表的な固体触媒の性質とその関与する反応について講述し触媒調製化学について概説する。

成績評価の方法・観点及び達成度

前半,後半の講義終了後に試験を行い、その結果に平常点を加味して成績評価を行う。

到達目標

触媒に関する基礎的事項を理解する。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
触媒の基礎概念 2 反応速度論、活性化エネルギー、吸着、定常状態の速度論、吸着熱、線形自由エネルギー関係 (LFER)、火山型序列
光触媒・環境触媒 2 光触媒とは?、光触媒の原理、光触媒の実際、これからの光触媒、グリーンケミストリー、環境触媒とは?
キャラクタリゼーション 2 化学反応から見た触媒反応機構の解析、物理機器による触媒反応の機構の解析、触媒キャラクタリゼーションの研究例
金属触媒 2 金属網触媒、微粒金属触媒、ラネー金属触媒、担持金属触媒、担体の役割、金属触媒の工業的利用(水蒸気改質・改質・水素化・水素化分解)
金属酸化物と酸化触媒 1 触媒酸化、反応器、EO合成、パラフィンの酸化、芳香環の酸化、芳香族側鎖の酸化
固体酸塩基 1 ケイ酸塩化学の基礎、層状ケイ酸塩、ゼオライト
触媒調製法 2 沈殿の生成、乾燥課程で起こる構造変化、共沈法、均一沈殿法、水熱法、ゾルゲル法、ソルボサーマル法
前半のまとめ 1 前半終了後の試験問題の解答ならびにまとめ
後半のまとめ 1 後半終了後の試験問題の解答ならびにまとめ
学習到達度の確認 学習到達度の確認

教科書

参考書等

江口浩一編著 「触媒化学」(丸善) 化学マスター講座
 
菊地英一ほか共著「新しい触媒化学」第2版、三共出版(1997)
御園生誠、斉藤泰和共著「触媒化学」(丸善)
 
山下弘巳、田中庸裕ほか共著「触媒・光触媒の科学入門」(講談社サイエンティフィク)

履修要件

熱力学、速度論および無機構造論の基礎知識を前提としている。特に教科書は用いない。

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

本年度は前半を田中、後半を阿部が担当する。講義内容については一部変更がある。