授業科目名 : 有機化学II(創成化学)

科目コード 71170
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・前期
曜時限 水曜・2時限
講義室 総合研究8号館講義室1
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・松原誠二郎

授業の概要・目的

 化学が関与するあらゆる創造的分野で、研究者および技術者として活躍するために必要な有機化学の基礎を系統的に教授するための科目として、有機化学IIは、主として芳香族化合物、芳香族化合物の求電子置換反応、カルボニル基への求核付加反応、エノラートの反応、およびカルボン酸およびその誘導体の化学を取り扱う。

成績評価の方法・観点及び達成度

定期試験を主として用いる。また、講義期間中に数回のレポートを課す。

到達目標

機能性有機化合物の主役である芳香族化合物およびカルボニル化合物の反応性および性質を理解し、種々の分子変換反応を設計できるようにする。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
芳香族化合物 3 芳香族化合物の特性の根源である芳香族性について、古典的解釈を含めて最近の理論化学による解釈を解説する。また、芳香族性を示す化合物の具体例も幅広く紹介する.
芳香族化合物の求電子置換反応 3 芳香族化合物のハロゲン化、ニトロ化、Friedel-Crafts反応など、求電子置換反応の機構、配向性における置換基効果、合成的利用などを教授する。
カルボニル基への求核付加反応 3 代表的求電子剤であるカルボニル化合物への求核付加反応、とくに還元、Wittig反応、過酸酸化、有機金属化合物の付加反応について解説する。
エノラートの反応 3 エノールおよびエノラートを経由する反応の機構と合成化学的応用を解説する。とくにアルドール反応、Claisen-Schmidt反応、Michael 付加などに力点をおく。
カルボン酸およびその誘導体の化学 2 カルボン酸の酸性度を支配する因子、合成法および反応性について解説する。とくに、酸塩化物,酸無水物、エステル、アミドなどのカルボン酸誘導体を扱う。
学習到達度の確認 1 本講義の内容に関する理解度を確認する。

教科書

Organic Chemistry (9th edition, T. W. G. Solomons and C. B. Fryhle, John Wiley and Sons, Inc.) (2007) .

参考書等

履修要件

2回生前期配当の「有機化学1(創成化学)」の既習部分の知識を有していることが望ましい。

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)