科目名 : 解析力学

科目コード 90710
配当学年 2年
開講期 後期
曜時限 水曜・2時限
講義室 工学部2号館101
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語
担当教員 船越満明

講義概要

古典力学におけるニュートンの運動方程式を数学的に洗練された形式で記述する解析力学の基本的な内容について講述する.具体的には,まずラグランジュ形式での運動方程式を導出し,一般化座標,ラグランジアン等について詳述する.ついで,変分原理であるハミルトンの原理からラグランジュの運動方程式が導かれることを示したあと,応用例として多自由度系の微小振動論について述べる.最後に,ハミルトン形式の力学についても述べる.

評価方法

定期試験の結果に基づいて評価を行う.

最終目標

ラグランジュの運動方程式やハミルトンの正準方程式を始めとする解析力学の基礎的事項を理解すること,および,連成振動の規準振動,固有振動数等について,解析力学を用いて調べる方法を習得すること.

講義計画

項目 回数 内容説明
ラグランジュ形式の力学 7 ラグランジュの運動方程式の導出原理と,ラグランジュの運動方程式を用いた物理系の解析方法を取り扱う.具体的には, (1) ニュートンの運動方程式から出発して,一般化座標に関するラグランジュの運動方程式を導出する.  (2) 汎関数と変分原理を説明し,第一変分からオイラーの方程式を導出する.  (3) ラグランジュの運動方程式を,ラグランジアンに関する変分原理であるハミルトンの原理に対するオイラーの方程式として導く.  (4) ラグランジュの運動方程式を用いて,いくつかの物理系の運動方程式を導出する.
連成振動 4 解析力学の具体的な応用例として,多自由度連成振動系の微小振動の一般的な定式化を行い,規準振動,規準座標,固有振動数等について述べる.
ハミルトン形式の力学 4 ハミルトニアンやハミルトンの正準方程式を中心として,ハミルトン形式の力学の基礎的事項について説明する.
定期試験 1 学習到達度の確認を行う.

教科書

なし

参考書

講義の中で紹介する

予備知識

力学の基礎である物理学基礎論A,および微分積分学A・B,線形代数学A・Bについては履修していることを前提とする.また,力学続論も履修していることが望ましい.

授業URL

その他

当該年度の講義の進み具合に応じて一部省略,追加があり得る.