編集後記

本号表紙は、本学名誉教授 小倉久直氏(元電子通信工学専攻)より提供いただきました絵画作品(水彩画)を掲載させていただきました。

巻頭言では、吉﨑評議員・副研究科長から、維持・発展に向けた工学研究科の目指すところについてのお考えを伺うことができました。随想では、本年3月末で退職された3名の名誉教授の方、落合庄治郎氏、上谷宏二氏、垣内隆氏から長年の研究生活での思い出や想いについてメッセージをいただきました。卒業生紹介においては、情報学科を卒業された畑中健志氏(東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム専攻助教)より、学生時代の思い出と今後の研究に対する意欲を、若手教員紹介においては、物理工学科の浜孝之氏(エネルギー科学研究科エネルギー応用科学専攻准教授)、建築学科の聲高裕治氏(工学研究科建築学専攻准教授)より、現在取り組んでおられる研究のお話を、また、技術部の服部俊昭技術専門員からは、実験室の変遷でご苦労された話などご紹介いただきました。

工学の「これまで」と「これから」、未来へ向けてよりよくあるためにはと考える時期にあることなど示唆に富んだ内容でお届けすることができたと思います。

ご多忙にもかかわらず原稿依頼をご快諾いただき、貴重な時間をさいてご執筆いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

(工学部・工学研究科広報委員会)