編集後記

本号巻頭言では、林副研究科長より、ご自身の企業研究者時代を踏まえた、変化の激しい時代の中で世界をリードする教育研究機関を目指す大学が直面する課題と、教職員・学生たちに求められる心構え等についてのご考察を伺いました。

随想では、前号第65 号に引き続き、本年3 月末に本学をご退職されました教授方のうち6 名の皆様、田村正行氏、岩間一雄氏、伊藤紳三郎氏、小森悟氏、鉾井修一氏、谷口栄一氏から、学生・研究生活にまつわる思い出や研究成果、また後輩の方々への激励のメッセージなどをいただきました。

また、卒業生紹介においては、大迫政浩氏(国立研究開発法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長)より、京都大学での学生生活の思い出と東日本大震災以降向き合ってこられた、膨大な災害がれきや放射能汚染廃棄物の問題への取り組みについて、若手教員紹介においては、山本雅哉氏(工学研究科高分子化学専攻准教授)、末永幸平氏(情報学研究科通信情報システム専攻准教授)より、現在取り組まれている教育・研究のお話と今後の目標・抱負等について、また、技術部の日名田良一技術専門職員からは、附属環境安全衛生センターにおける、日々の安全に向けた多岐にわたる業務についてご紹介いただきました。

ご多忙にもかかわらず原稿依頼をご快諾いただき、貴重な時間をさいてご執筆いただきました皆様に改めまして厚く御礼申し上げます。

(工学研究科・工学部広報委員会)