編集後記

桂キャンパスのAクラスタープロムナードにある花壇は、教職員、学生の方に、ボランティアで整備していただいています。四季折々の花、緑で彩られた花壇は、ここを通る人々の目を楽しませ、心を和ませてくれています。

この夏、花壇に、大きなひまわりの花が咲きました。夏空に向かって堂々と咲いている姿に、しばし見惚れました。

先日、花壇のそばを通りがかったら、ひまわりの花はすっかり色あせ、次世代への準備を進めているようでした。

夏の終わりを感じました。みなさんが夏の終わりを感じるのは、どんなときでしょうか。

工学広報No.68 をお届けします。

本号巻頭言では、椹木副研究科長より、社会の変化や大学改革等、大学を取り巻く状況がいっそう厳しさを増すなかでの部局運営についてのお考えを伺いました。

随想では、本年3 月末に本学をご退職されました教授方のうち5 名の方、赤木和夫氏、立花明知氏、酒井 明氏、田中克己氏、田門 肇氏から、学生・研究生活にまつわる思い出や後輩の方々への激励のメッセージなどをいただきました。

卒業生紹介では、高垣直尚氏より、京都大学での学生生活の思い出や将来展望について、若手教員紹介では、Beaucamp Anthony 氏、髙島秀聡氏より、現在取り組まれている研究のことや将来の抱負について、また、技術部の塩田憲司氏からは、多岐にわたる教育研究支援の様子を紹介いただきました。
 ご多忙にもかかわらず、原稿依頼をご快諾いただき、貴重な時間をさいてご執筆くださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。

(工学研究科・工学部広報委員会)