編集後記

 ヨーロッパには、「人は乾杯の数だけ幸せになれる」ということわざがあるそうです。
 送別・歓迎の席で、乾杯する機会が多くなる時期。
 新しい世界に飛び込んでいく人、これまでの仕事に区切りをつけてひとやすみされる人、グラスをあわせたすべての人に幸せが訪れますように。
 工学広報No.69 をお届けします。
 本号巻頭言では、大嶋新研究科長・学部長より、これからの工学研究科・工学部のかじ取りについての抱負を伺いました。
 随想では、本年3 月末に本学をご退職されました教授方のうち2 名の方、中條善樹氏、山岸常人氏から、学生・研究生活にまつわる思い出や後輩の方々への激励のメッセージなどをいただきました。
 卒業生紹介では、鎌田啓吾氏より、京都大学での学生生活の思い出や将来展望について、若手教員紹介では、小林靖明氏、東口顕士氏より、現在取り組まれている研究のことや将来の抱負について、また、技術部の宮嶋直樹氏からは、RI 施設における教育研究支援の様子を紹介いただきました。
 ご多忙にもかかわらず、原稿依頼をご快諾いただき、貴重な時間をさいてご執筆くださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。