編集後記

 昨年(2025年)京都大学では大きなニュースが続きました。北川進理事・副学長,高等研究院特別教授がノーベル化学賞を受賞されました。京都大学全体としても,また教授を務められていた本研究科でもお祝いムードに湧きました。また昨年末には京都大学が国際卓越研究大学の認定候補に選定され,認定のために今後京都大学は大きな変革の波を進んでいくことになると,一事務職員ではありますが,少しずつ肌で感じている今日この頃です。京都大学全体としての変化と共に,工学研究科では,4月から鈴木基史研究科長が就任され,電気系,化学系の大学院各専攻がそれぞれ一専攻化し,電気電子デジタル理工学専攻,化学理工学専攻が新たに誕生します。変化の多い時期でもあり,本誌をご覧の皆様はお忙しい毎日を過ごされていることと思いますが,忙しい合間に,どうぞ一息ついてご覧いただければ幸いです。

 工学広報No.85をお届けします。
 本号巻頭言では,鈴木研究科長・工学部長から,これからの抱負を伺いました。また,立川前研究科長・工学部長には,3年間を振り返った思いを伺いました。
 随想では,本年3月末に本学をご退職されました教授方のうち,乾晴行氏から,研究生活にまつわる思い出等を伺いました。
 ニュースでは,大阪・関西万博出展報告,日本工学教育協会関西工学教育協会第73回年次大会開催報告,八大学工学関連研究科長等会議開催報告,テクノサイエンスヒル桂構想に関する活動,附属工学基盤教育研究センターの活動,桂図書館や工学北図書室・工学南図書室の活動,第21回工学部教育シンポジウム,令和7年度吉田卒業研究・論文賞,令和7年度吉田研究奨励賞,令和7年度工学研究科馬詰研究奨励賞,工学部公開講座・オープンセミナーについて報告いただき,Topicsとして北川進理事・副学長,高等研究院特別教授ノーベル化学賞受賞の記事を取り上げました。
 紹介では,前号に引き続き,Kyoto iUP 生へのインタビューを掲載しています。本号では,物理工学科のUBANOS FILBERT JOSEPH AGUELOさんに志望動機や学生生活について伺いました。
 また,卒業生紹介として,甲斐玲央氏から,学生生活の思い出等について,若手教員紹介として,宮澤直己氏,猪股圭佑氏から,現在取り組まれている研究のことや将来の抱負について,工学研究科技術室の丸岡恵理氏から,業務内容を伺いました。
 ご多用にもかかわらず,原稿依頼をご快諾いただき,貴重な時間をさいてご執筆くださいました皆様に,厚く御礼申し上げます。

Aクラスタープロムナード花壇のチューリップ
Aクラスタープロムナード花壇のネモフィラ
石楠花からBクラスターをのぞむ