Kyoto iUP生へインタビュー Vol.12
![]() 工学部物理工学科2回生(学年は取材当時) |
Q.留学先に京都大学を選ばれた理由は何でしょうか?
A.大学進学先を決めかねていたときに,通っていた高校で開かれたiUPプログラムの説明会に参加しました。入学してからの授業で日本語の勉強ができる点と,子供の頃からテレビで日本の番組を見ていて憧れがあったので,京都大学を選びました。私のときには京都大学の職員の方が紹介に来てくださっていたのですが,今では私が母校でiUPプログラムの説明会に参加しています。
Q.物理工学科で学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか?また,物理工学を京都大学で学ぶ魅力は何だと思いますか?
A.物理と数学が得意だったので,工学部に向いていると思ったからです。その中でも物理工学科は様々なコースがあり,自分の知識をどの分野に活かせるか,まだ決められていなかったので今後の選択肢の多い点に関心を持ちました。
京都大学の物理工学科で学ぶ魅力は,日本トップクラスの環境で学べることです。私は現在原子核工学コースに所属しているのですが,設備が充実していることに加えて,多様な学生や先生方と共に学ぶことができる機会が多く設けられていると感じています。
Q.京都大学の生活で印象に残っていることがあれば教えて下さい
A.大学内に様々な部活動やサークルがあり,人間関係のスキルアップができることが一番魅力的だと感じています。私は現在京大合唱団に所属しているのですが,合唱のスタイルの一つであるバーバーショップ・スタイルを日々練習しています。
Q.どんなところで一番苦労されていますか。
A.日本語は京都大学に入学する前からオンラインで勉強していましたが,日本人の学生と話すときにはやはり緊張します。けれど,日本人の友人ができてからは,私達と同じように英語を話すときに緊張してうまく話せず悩んでいると知りました。みんな同じように努力していると思えたことが,自信につながりました。
Q.京都に来てからの気分転換やリフレッシュの方法は何でしょうか?
A.留学生の友人たちと話をしたり,お互いの郷土料理を教え合ったりしています。私は料理をするのが好きなので,友人たちに食事を振る舞うことも楽しいです。最近は,ベトナムの留学生から,バインセオというお好み焼きのような料理を教えてもらい作りましたが,とても美味しかったです。
Q.将来の夢を教えてください。
A.原子核というと,フィリピンでは原子力発電所での事故等から危険だというイメージを持つ人が多いように思います。しかし,私が研究したいと考えている原子核医療用加速器は,原子核にエネルギーを与えてビームを発射し,がん細胞を壊すことができます。こうした,原子核を使った安全で人の役に立つ技術を通じて,人々が原子核に持つイメージを変えていけるような研究をしたいです。
参照:
Kyoto iUP Webサイト
https://www.iup.kyoto-u.ac.jp/
Kyoto iUPとは,優秀な留学生の受入れ促進のため,入学段階では日本語能力を問わず,入学決定後に徹底した日本語教育を実施し,専門教育は日本人学生と共に日本語で受講する留学生向けのプログラムです。工学部には,2019年に第1期生が入学しました。

