古田 幸三

略歴

2013年3月 京都大学工学部物理工学科 卒業
2015年3月 京都大学大学院工学研究科修士課程機械理工学専攻 修了
2018年3月 京都大学大学院工学研究科博士後期課程機械理工学専攻 修了
2018年4月 日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)
2019年4月 京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻特別研究員

受賞歴

2015年7月 工学研究科馬詰研究奨励賞(京都大学大学院工学研究科)
2016年4月 日本学術振興会特別研究員(日本学術振興会)
2019年4月 平成31年度若手研究(日本学術振興会)

メッセージ

古田 幸三■現在の職務内容について
平成31年4月より、学位を取得した生産システム工学研究室にて特定研究員として、トポロジー最適設計法に掛かる研究に従事しています。職務内容は、研究室も同じということもあり、博士課程後期のものと関連したものであり、現在の自分の興味と非常に関連しており、毎日が楽しいです。

■博士学位を取得しようと考えた動機
博士学位取得を志したのは、私がM1の時に始まった京都大学リーディング大学院デザインプログラムを知ったことがきっかけでした。それまで進学するか迷っていましたが、プログラム内で提供されている講義やイベントに魅力を感じ、進学することを決意しました。具体的には、自身の専門分野だけでなく、その他の専攻の学生や先生方と一緒に学ぶことや、海外へのインターンシップに参加できるという点に強く惹かれました。

■進学の際不安に感じていたことについて
進学を決心しましたが、その後も多くの不安がありました。博士学位の取得を目指すことは非常に困難であるというイメージがありました。しかし、実際に進学してみると、多くの友人、先生方に囲まれ、毎日が充実し、楽しいものでした。デザインスクールでできた同期の友人とは、キャンパスが離れていても講義や自主的な勉強会、夕食会などで定期的に会い、お互いの近況報告などを行っていました。

■後輩へのメッセージ
私のモットーは「何とかなる」です。これまでの学生生活の中で、多くの不安や問題がありましたが、常に何とかなると思って物事に当たってきました。その結果、失敗もありましたが、全て何とかなってきました。あまり悩まずに適当にやっていくということが、大事だと思います。

以上、博士課程進学に迷っている皆様の参考になればと思います。

 2019年5月掲載)