教育プロジェクト等
博士課程教育リーディングプログラム
京都大学では、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへ導くため、2012年度から博士課程教育リーディングプログラムを開始しました。工学研究科では以下のプログラム(5年一貫コース)に参画しています。
グローバル生存学大学院連携プログラム
5専攻(社会基盤工学専攻、都市社会工学専攻、都市環境工学専攻、建築学専攻、機械理工学専攻)が2012年度より参画しています。
デザイン学大学院連携プログラム
4専攻(建築学専攻、機械理工学専攻、マイクロエンジニアリング専攻、航空宇宙工学専攻)が2013年度より参画しており、当プログラムの履修生は融合工学コースのデザイン学分野(5年型・4年型・3年型のいずれか)に所属することになります。
充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成プログラム
9専攻(機械理工学専攻、マイクロエンジニアリング専攻、原子核工学専攻、材料化学専攻、物質エネルギー化学専攻、分子工学専攻、高分子化学専攻、合成・生物化学専攻、化学工学専攻)が2013年度より参画しており(原子核工学専攻は2014年度からの参画)、当プログラムの履修生は、融合工学コースの総合医療工学分野所属の学生より選抜されます。
なお、本プログラムの科目・カリキュラム・履修候補生の募集等の詳細については、別途ホームページ等にてお知らせします。プログラムによっては、履修候補生の募集が終了している場合もあります。
卓越大学院プログラム
京都大学では、国内外の大学・研究機関・民間企業等と組織的な連携を行いつつ、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5 年一貫の博士課程学位プログラムを構築するため、2019年度から卓越大学院プログラムを開始しました。工学研究科では、以下のプログラムに参画しています。
プログラム履修生の募集等の詳細については、別途HP等にてお知らせします。
先端光・電子デバイス創成学
電気工学専攻、電子工学専攻は2019年度より参画しており、電気工学専攻、電子工学専攻の入学予定者(志願者を含む)より選抜されます。
スーパーグローバルコース
京都大学では、先見性を重視する本学の精神にもとづき、戦略性、創造性、展開性ならびに継続性をもって世界で活躍するグローバル人材を育成するトップ型日本モデルとして、スーパーグローバル大学創成支援「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」を2014年度より開始しました。
工学研究科では、この事業に6専攻(材料化学専攻、物質エネルギー化学専攻、分子工学専攻、高分子化学専攻、合成・生物化学専攻、化学工学専攻)が参画しており、その一環として「スーパーグローバルコース」を設置しました。当コースの履修生は、上記の化学系6専攻入試の合格者で博士後期課程への進学を目指す学生から選抜され、選抜された学生は、融合工学コース物質機能・変換科学分野所属となります。 当コースの履修生選抜試験の詳細については、別途掲示等にてお知らせします。
スーパーグローバルコース化学系ユニット
工学研究科は、平成26年度に採択されたスーパーグローバル大学創成支援事業「京都大学ジャパン・ゲートウエイ構想(通称JGP)」に参画し、化学系ユニットを立ち上げました。そしてその中に、"スーパーグローバルコース"として、平成27年度より本学の大学院生を対象としたコースを開設しています。本コースでは、国際共同教育プログラムの連携相手校として、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)を選定し、連携大学の教員による講義をできるだけ多く取り入れたカリキュラムを実施しています。本コースでは、広い視野で自ら考え、解決策を構築し、またその考えを世界に発信できる能力を有する研究者・技術者の育成を目標に教育を実施しています。また、国際語としての英語能力は必須であることから、博士後期課程科目は全て英語講義としています。
スーパーグローバルコース化学系ユニットとしては、上述したスーパーグローバルコースの運営管理のみならず、若手教員と連携大学教員との共同研究推進、大学院生の提携大学への研究型インターンシップ派遣、国際ワークショップの開催、学生主体の国際ワークショップ企画、MOOCsによる講義発信など、国際化に関する様々な活動を行っています。