先輩からのメッセージ(物理工学科)

氏名・所属

東さん

東 さくら
物理工学科 4回生
(2022年4月1日現在)

京大工学の魅力

バリエーション豊かな授業の数々
専門科目は、高校で学んだ物理を身近な現象に結び付けてより詳しく勉強していくイメージでとても面白いし、実際に手を動かす実験や実習も魅力的です。機械システム学コースでは、機械部品の製図や黒線上を走るライントレーサの製作などの実習を通して、プログラミングにも強くなれます。大型機械を使って金属を加工しスマホスタンドを作るという実習も印象的でした。色々な授業を受ける中で数値シミュレーションに興味が湧き、現在は数値解析を扱う研究室に所属しています。

先輩に質問!

■京都大学工学部を選んだ理由は?
小学生のころから観戦していたF1レースがきっかけで、空気の流れに興味を持ち始めました。流体力学という学問の存在を知り、大学では流体力学を中心に物理を学びたいと思い始めていた頃、京大工学部生の伸び伸びと研究に没頭する姿を間近で見る機会があり、ここに決めました。

■高校の理系科目と、現在の学習内容(研究内容)との繋がりは?
大学で学ぶ熱力学や材料力学、流体力学、機械力学などの専門科目はどれも、高校で学んだ物理や数学がベースとなっており、それをさらに発展させた内容になっています。高校範囲の基礎の部分を忘れていたとしても、自分で復習さえすれば講義の内容は理解できます。

■学生生活はいかがですか?
高校生のころと比べると自由な時間が遥かに多いので、友達と旅行をしたり、ダンス動画を完コピしたり、アラビア語やスペイン語を勉強してみたり、模擬国連サークルで世界の諸問題や外交について学んだり、友達と勉強会を開いたり、とにかく充実した日々を送っています。

■卒業後の進路についてはどのように考えていますか?
大学院に進学する予定で、今は大学院入試に向けて勉強中です。4回生で配属された生産システム工学研究室にそのまま所属し、数理的・力学的根拠に基づいて、定められた性能を最大限に引き出せるような形状を数値計算によって求める研究を行いたいと考えています。

■京大工学への進学を検討している人へのメッセージ
世界トップクラスの設備や教授の方々、そして個性溢れる仲間たちに囲まれて自分を磨けるのは京大工学部ならではです。現在女性エンジニアが重宝され、研究機関も女性研究者を積極的に探しています。男女ともにチャンスに恵まれているこの工学部で、皆さんをお待ちしています。

1日の過ごし方

 一日の過ごし方(東さん)