E.S.さん
所属
博士後期課程1回生
社会基盤工学専攻
(2025年3月1日現在)
メッセージ
■大学院に進学しようと思った時期やきっかけ、理由はなんですか?
専門分野を深く学び研究に取り組むために、大学院修士課程には高校生の頃から進学しようと考えていました。そのため、大学院での研究が盛んな大学に進学したいと考えて京都大学を受験しました。博士課程への進学を決意したのは大学4年生の時で、博士号を取得し教員として研究と教育に携わりたいと考えたためです。
■大学院ではどんな研究をしていますか?
土の保水挙動を観察して保水メカニズムを解明し、そのメカニズムに基づいて地盤の保水性を簡便に予測する手法を確立する研究に取り組んでいます。土の保水性は堤防の決壊や干ばつ、土壌汚染といった多くの地盤問題に影響を与えるため、この研究により保水性が簡単に予測できればこのような問題の解決に寄与できると考えられます。
■修了後の進路予定は?
大学教員として、地盤工学の研究と教育を通じて豊かで安全な社会に貢献したいと考えています。学術上意義のある研究を行い、その成果を社会の発展に資する形に具現化できる研究者を目指すとともに、地盤工学の研究者と技術者を増やし、分野全体がより発展する基盤をつくりたいと考えています。
■京都大学大学院工学研究科に進学を希望している人にメッセージ
四六時中研究のことを考え、試行錯誤を繰り返す日々。世界トップレベルの研究者と議論を交わし、学生同士で切磋琢磨しながら進む。このような刺激的な環境で自身を磨き、成長したい方は、ぜひこの場に飛び込んでください。