外国人研究者の受入

photo_researcher.jpg京都大学には様々な身分の外国人研究者の方がいますが、ここでは、現在工学研究科で取り扱っている外国籍の方に固有の身分である「招へい外国人学者」「外国人共同研究者」について、詳しく紹介しています。

また、京都大学には、別に「招へい研究員・特別招へい教授」「研究員」「特定研究員」という職種があり、多くの外国籍の方々がプロジェクト等の研究に従事しています。

それぞれの名称が似ていますので、職種や身分について混同しないようご注意ください。

いずれも、募集等については、各研究室や専攻、附属施設において行われます。

外国籍の方に固有の身分

招へい外国人学者

招へい外国人学者は、京都大学招へい外国人学者等受入れ要項に基づき、部局において必要な議を経て、以下の条件に該当する方に対して付与される身分です。

  1. 国立大学法人京都大学の組織に関する規程(平成16年達示第1号)第14条の規定による外国人教師又は外国人研究員でないこと。
  2. 原則として1月以上にわたって部局の研究教育に貢献する者であること。少なくとも2週間以上滞在する方が対象となります。
  3. 本学の教授、准教授又は講師と同等以上の資格があると認められる者であること。

外国人共同研究者

外国人共同研究者は、京都大学招へい外国人学者等受入れ要項に基づき、以下の条件に該当する方に対して付与される身分です。また、招へい外国人学者とは異なり、あくまでも何らかの事業等で招へいされる方が対象となり、私費で滞在される方は対象となりません。

  1. 独立行政法人日本学術振興会の国際交流事業により招へいされる外国人研究者
  2. 独立行政法人日本学生支援機構の帰国外国人留学生短期研究制度により招へいされる外国人研究者
  3. 財団法人京都大学教育研究振興財団の国際交流の促進に対する助成事業により招へいされる外国人研究者
  4. 科学研究費補助金により招へいされる外国人研究者
  5. その他各種の国際交流事業等により招へいされる外国人研究者
  6. 少なくとも2週間以上滞在する方が対象となります。

外国籍の方が多い職種

※以下の身分の詳細については、人事掛までお問い合わせください。

招へい研究員・特別招へい教授

  • 招へい研究員は、一定期間外国の大学、研究所その他教育研究機関若しくは国際協力関係団体等に所属し、又は所属していた者で、学術研究の推進を図るため、共同研究等に参画させることを目的に京都大学が招へいし、大学との契約により法人の職員として雇用する者をいいます。
    • 勤務態様は週5日勤務の裁量労働制であり、給与は月給制で、通勤手当が支給されます。
  • 招へい研究員のうち「京大グローバルアカデミー構想」に係る事業(当該事業に関連する事業であって総長が特に必要と認めた事業を含む)を実施するために雇用する者は、特別招へい教授といいます。
    • 勤務形態は週5日勤務の裁量労働制であり、給与は年俸制で、個別の契約により定められます。

研究員、特定研究員

研究員や特定研究員という職種で、多くの研究者がプロジェクト等の研究に従事しています。

研究員及び特定研究員は国籍に関係なく雇用できますが、外国籍の方につきましては研究員として就業するための在留資格が必要です。