【研究成果】深海掘削により室戸岬沖の海底下生命圏の実態とその温度限界を解明
神谷奈々 工学研究科・日本学術振興会特別研究員らの研究グループは、海洋研究開発機構などと共同で、地球深部探査船「ちきゅう」を用いて、高知県室戸岬沖の南海トラフ沈み込み帯先端部の海底(水深4776 m・1.7℃)から深度1180 m・120℃までの堆積物コア試料を採取し、海底下環境に生息する微生物の分布や間隙水中の化学成分、堆積物の物性や温度などを詳細に分析しました。その結果、以下の通り室戸岬沖の地質環境と温度条件に依存した海底下生命圏の実態とその限界が明らかになりました。
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