授業科目名 : 環境デザイン論

科目コード 10A845
配当学年 修士課程・博士後期課程
開講年度・開講期 後期
曜時限 月曜2時限
講義室 総合研究5号館2階中講義室(吉田キャンパス地球環境学舎講義室)
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 地球環境学堂・教授・小林広英

授業の概要・目的

本講義「環境デザイン論」は,人間とその周囲に存する物理的環境や社会的環境との相互関係にみられる課題に対して,生活質向上に資するデザインの方法やその役割を理解し考察することを目的とする.最初に本講義における多様な環境デザインの枠組みを概説し,「建築の環境デザイン」と「社会の環境デザイン」に関連するテーマについて,事例などを紹介しながら講義をおこなう.前半のテーマでは,風土建築の発展的継承,環境親和型建築の可能性,地域環境と連環する建築技術,後半のテーマでは,地域コミュニティの持続可能性,自然災害と人間居住における環境デザインの方法論を学ぶ.

成績評価の方法・観点及び達成度

授業への出席と、課題レポートの提出により評価する。

到達目標

より快適で豊かな持続的人間環境の構築をめざすデザインの基本的な考え方と方法論を理解する.

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
環境デザイン概論 1 1)環境デザインの枠組み:環境デザインの社会的役割やその対象について概説する.
建築の環境デザイン 6 2)風土建築の持続可能性1:地域に根ざす建築の特徴を環境デザインの視点から捉える.
3)風土建築の持続可能性2:地域に根ざす建築の維持継承の条件や方法を事例から探る.
4)外部環境に応答する建築1:環境親和技術を用いた建築デザインの手法を概説する.
5)外部環境に応答する建築2:環境親和技術を用いた建築デザインの事例を紹介する.
6)地域資源活用の建築的試行1:地域資源としての木材を用いた環境デザインの事例を紹介する.
7)地域資源活用の建築的試行2:地域資源としても竹材を用いた環境デザインの事例を紹介する. 
社会の環境デザイン 5 8)集落環境改善のための支援:開発途上国の集落環境改善の事例を紹介する.
9)無住集落再生の取り組み:集落資源を活用した新たなコミュニティづくりの取り組みを紹介する.
10)ローカルコモンズと地域資源:コミュニティによる持続的地域資源利用の事例を紹介する.
11)集落住民の居住環境適応:洪水災害常襲集落の環境適応の術を紹介する.
12)災害後の居住環境構築:大規模自然災害後の居住環境構築に関する事例を紹介する.
環境デザインの拡張的議論 2 13)学生発表と議論1:学生プレゼンにより様々な分野の環境デザイン適用事例を共有し議論する.
14)学生発表と議論2:13)と同じ.

教科書

適宜資料を配付する。

参考書等

履修要件

持続的人間環境の構築に資する幅広いデザインに関わる諸学

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)