授業科目名 : 耐震構造特論

科目コード 10B044
配当学年 修士課程1年
開講年度・開講期 前期
曜時限 火曜1時限
講義室 C2-101
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義と演習
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 西山峰広, 谷昌典

授業の概要・目的

建築構造物の耐震設計に関わる基礎理論,応用理論および実際の設計法について論じる。耐震構造における柱,梁および壁など各種構造部材の性能評価および強度序列とその意味,骨組の平面的および立面的非整形性と地震時応答の関係,地震エネルギーの消費機構と望ましい架構崩壊形など,耐震設計の基本となる事項について講述する。構造実験により得られる部材や骨組要素の強度,剛性,履歴復元力特性,等価粘性減衰定数を耐震設計に利用する方法についても解説する。弾塑性応答を簡便に取り扱える等価線形化法などの近似法についても述べる。適宜演習を課す。

成績評価の方法・観点及び達成度

試験成績,レポート提出および出席などを総合して成績を評価する。

到達目標

建築構造物の耐震設計に関わる基礎理論,応用理論,実際の設計法および耐震性能評価について理解すること。国内外の現行耐震設計法とその違いを理解し,簡単な実建物の耐震設計および耐震性能評価を行うことができるようになること。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
過去の地震被害に学ぶ 3 近年発生した地震の現地被害調査結果を紹介し、地震被害の典型例と被害要因について解説する。
耐震設計の基本 4 耐震構造における柱,梁および壁など各種構造部材の耐震性能,骨組の平面的および立面的非整形性と地震時応答の関係,地震エネルギーの消費機構と望ましい架構崩壊形など,耐震設計の基本となる事項について講述する。構造実験により得られる部材や骨組要素の強度,剛性,履歴復元力特性,等価粘性減衰定数を耐震設計に利用する方法についても解説する。
Capacity Designを用いた耐震設計 4 Capacity Designを用いた構造物の耐震設計に関して講述する。耐震構造における柱,梁および壁など各種構造部材の強度序列とその意味,構造物に要求される耐震性能,設計用外力と部材や建物の耐力および変形性能について解説する。
構造設計法の基本概念とその変遷について 4 これまでの鉄筋コンクリート構造の構造設計に関する規基準類の基本概念とその変遷について講述する。具体的には、建築基準や日本建築学会の鉄筋コンクリート構造計算規準をはじめとする規準・指針について解説する。

教科書

指定しない。適宜資料を配付する。
KULASISにて講義資料,演習課題などを配布する。

参考書等

R. Park and T. Paulay, Reinforced Concrete Structures, John Wiley&Sons
T. Paulay and N. J. Priestley, Seismic Design of Reinforced Concrete and Masonry Buildings, John Wiley&Sons
他は講義において紹介する

履修要件

振動論,鉄筋コンクリート構造に関する知識を前提とする。

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

質問等を通しての,講義への積極的な参加を期待する。