科目名 : サイスミックシミュレーション

科目コード 10F263
配当学年 修士課程・博士後期課程
開講期 後期
曜時限 月曜4時限
講義室 C1-192
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義,演習
言語 日本語
担当教員 澤田純男・高橋良和

講義概要

都市基盤施設の地震時安全性評価の基本となる地震応答解析や地震動シミュレーション法についての演習を行う.まず,必要となる理論を解説し,数人ずつのグループに分けた上で,それぞれのグループで照査すべき対象構造物を選定させる.考慮する断層を指定し,その断層から発生する地震動を実際に予測させた上で,入力地震動を設定させる.最後に地盤を含む構造物系の地震応答解析を行い,耐震安全性の照査を実施させる.

評価方法

発表およびレポートと,平常点を総合して成績を評価する.

最終目標

断層から発生する地震動の作成法,地盤・基礎及び構造物の地震応答解析(線形・非線形)手法を習得する.

講義計画

項目 回数 内容説明
周波数領域解析 1 フーリエ変換の基礎を解説する.
地盤・構造物系のモデル化と時間領域解析 1 SRモデルによる基礎方程式と,時間領域でこれを解く方法について解説する.
線形地震応答解析演習 2 上記の講義を受けて,数人ずつのグループで,現実的な構造物の線形モデル化を行い,これに観測された地震動を入力した場合の線形応答を,時間領域と周波数領域で解いて,これらを比較する.結果を全員で発表して議論を行う.
経験的グリーン関数法による入力地震動の評価法 3 観測された小地震動に基づいて大地震時の地震動を予測する経験的グリーン関数について解説する.
地盤の地震応答解析法 2 成層地盤の非線形地震応答解析を,等価線形化法に基づいて解析する方法について解説する.
構造物の非線形応答解析法 2 構造物の非線形モデル化の方法と,これを時間領域で解く方法について解説する.
非線形地震応答解析演習 3 上記の講義を受けて,数人ずつのグループで,現実的な構造物と基礎の非線形モデル化を行い,これに観測された小地震動に基づいて経験的グリーン関数法による入力地震動を策定し,地盤の非線形応答を考慮した上で,構造物モデルに入力した場合の非線形応答を計算する.
学習到達度の確認 1 解析結果を全員で発表して議論を行う.

教科書

指定しない.必要に応じて研究論文等を配布する.

参考書

講義において随時紹介する.

予備知識

地震・ライフライン工学,構造ダイナミクス

授業URL

その他

積極的な参加が必須である.