授業科目名 : 沿岸・都市防災工学

科目コード 10F269
配当学年 修士課程・博士後期課程
開講年度・開講期 前期
曜時限 水曜2時限
講義室 C1-192
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 平石哲也, 五十嵐晃, 米山望, 森信人

授業の概要・目的

人口が稠密で,経済・社会基盤が高度に集積した沿岸・都市域では,津波,高潮,高波などの沿岸災害や,都市特有の条件に起因する都市水害や都市地震災害の脅威にさらされている.この講義では,沿岸域災害や都市域の災害の要因,被害の実例と特徴,ならびにこれらを考慮した減災・防災対策を講述する.

成績評価の方法・観点及び達成度

レポートと平常点を総合して成績を評価する.

到達目標

沿岸・都市域の水災害,地震災害の原因となる外力現象の発生,伝播,変形などの水理学的,構造力学的な基礎事項を十分に理解し,実際の被害の実例と特徴を踏まえ,減災・防災対策に必要な事柄を習得する.

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
沿岸域災害の概要 1 沿岸域に係わる災害の種類とその原因について概述する.
津波,高潮,波浪のモデル化 3 津波,高潮,波浪推算法および波浪変形モデルについてその特徴を講述する.推算あるいは実測によって得られた津波,高潮の特徴,波浪の短期および長期統計解析法を説明する.
沿岸災害対策 3 高潮や津波による災害の特徴,短期的および長期的な海岸侵食の特性とその原因・対策について講述する.また,近年,設計基準への導入が検討されている海岸・港湾構造物の信頼性設計を説明する.
都市地震災害の概要 1 近年における国内外の都市地震災害の概要と特徴,および防災対策の方法論について概説する.
地震被害予測 3 地震災害や津波災害に関わる広域被害予測の考え方の基本について述べる.
都市水害対策 1 望ましい都市水害対策について,ハード・ソフトの両面から説明する.
数値解析を用いた都市水害現象の解明 2 都市水害時の流動現象を詳細に把握するための三次元流動解析法について概説するとともに,適用事例として,地下浸水,津波氾濫,津波の河川遡上などについて説明する.
期末レポート/学習到達度の確認 1 全体を通しての沿岸都市の防災・減災の考えをまとめ、レポートを通して、全体の授業内容を理解しているかどうかの確認を行う.

教科書

指定しない.必要に応じて資料や研究論文等を配布する.

参考書等

講義において随時紹介する.

履修要件

学部レベルの水理学,流体力学の基礎講義を履修していることが望ましいが,わかりやすい解説をするので,予備知識がなくても良い.

授業外学習(予習・復習)等

各自の研究分野と関連する授業内容は、自分の研究と関連付けて内容を理解すること。

授業URL

その他(オフィスアワー等)