授業科目名 : 機能材料化学

科目コード 10H010
配当学年 修士課程
開講年度・開講期 秋期
曜時限 水曜1時限
講義室 A2-302
単位数 1.5
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 材料化学専攻・教授・藤田晃司
材料化学専攻・教授・三浦清貴
材料化学専攻・教授・田中勝久
材料化学専攻・教授・松原誠二郎
材料化学専攻・教授・中尾佳亮
材料化学専攻・教授・大塚浩二
材料化学専攻・教授・瀧川敏算
材料化学専攻・教授・木村俊作
材料化学専攻・准教授・小山宗孝

授業の概要・目的

材料化学専攻を構成する研究室において行われている各種機能材料に関する研究について概説する。

成績評価の方法・観点及び達成度

小テストの結果を総合して判定(100点)する。

到達目標

様々な材料の高機能化、新しい機能付与の手法を中心に、機能材料の現状および将来の展望についての知識を得る。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
特異的相互作用を利用する高性能分離分析 1 分子インプリント技術の適用によって創製した新規分離場を利用するクロマトグラフィーや、アフィニティ電気泳動による高選択的高性能分離分析システム等について、最近のトピックスを紹介する。
有機合成におけるAIの関わり 1 現在AI技術の発展が目覚ましく、様々な分野への進出が見られる。有機合成化学においては、1960年代にコンピューターによる合成経路の開拓に着手したものの、その後停滞していた。近年の進展状況を紹介する。
有機材料合成における触媒反応 1 さまざまな機能性有機材料の効率的な合成と機能探索において、触媒を用いる有機合成反応が欠かせない手法となっている。本講義では、そのような触媒反応の最前線について講義する。
レーザー材料プロセッシングによる物質の高機能化 2 現在我々の生活に欠くことのできない技術の一つである「レーザー」と、それによる高機能化を目指した材料プロセッシングに関する最新の研究を紹介する。
ゾルとゲル:流体と固体 1 我々の身の回りには、ゾル(液体)かゲル(固体)がすぐには判断できないものがたくさんある。この講義ではゾルとゲルをレオロジー的に定義し、それぞれに特徴的な力学挙動を紹介する。
非線形光学材料 1 非線形光学現象の基礎について述べたあと、非線形光学材料の具体例について紹介する。
癌検査・治療へのナノ粒子の適用 1 ナノ粒子は、診断薬や治療薬を担持できることから、DDSのキャリアに用いることができ、theranosticsと呼ばれる分野で期待されている。しかしながら、ナノ粒子を生体系に適用した場合、体内動態(肝排泄、腎排泄)と免疫応答が問題となる。ナノ粒子の設計と癌診断、治療への応用について解説する。
金属ナノ構造体の化学調製と電気化学分析 1 金属イオンを水溶液中で還元して金属ナノ構造体を調製する方法について説明する。また、その応用として、基板電極と金属ナノ構造体との複合化による電気化学分析の実例を紹介する。
ナノラマン分光用探針とその作製法 1 ラマン分析をナノオーダーの空間分解能で実現するチップ増強ラマン散乱について述べたあと、それに用いる探針やその作製方法について紹介する。
高圧合成法による機能性酸化物の物質探索 1 温度と圧力は物質の相安定性を司る重要な熱力学変数であり、これらを共に“超高”とすることにより、物質の相安定性を大きく変化させることができる。本講義では、高温高圧合成法の特徴ついて述べたあと、機能性酸化物の合成例をいくつか紹介する。

教科書

参考書等

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)