授業科目名 : 無機構造化学

科目コード 10H013
配当学年 修士課程
開講年度・開講期 秋期
曜時限
講義室
単位数 1.5
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員 所属・職名・氏名 材料化学専攻・教授・三浦清貴
材料化学専攻・教授・田中勝久
材料化学専攻・教授・藤田晃司
材料化学専攻・准教授・下間靖彦

授業の概要・目的

無機材料の非晶質状態と結晶の構造、構造に基づく物理的・化学的特性とその制御法、工業材料としての応用などについて述べる.

成績評価の方法・観点及び達成度

レポートの結果に基づいて判定する.

到達目標

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
計算材料化学 2 無機固体を対象とした理論化学と計算機化学について講述する.無機結晶を対象とした電子構造の解釈,非晶質固体を対象とした分子動力学シミュレーションの原理とシミュレーションによって得られる結果と実験との対比などを説明する.
分光法を用いた無機固体の構造解析 3 さまざまな分光法の原理を説明し,無機固体への適用例を説明する.具体的には,光吸収と蛍光スペクトル,赤外およびラマン分光,核磁気共鳴,電子スピン共鳴,メスバウアー分光などを解説し,これらの分光法が無機固体の構造解析においてどのような情報を提供するかを述べる.
回折法を用いた無機固体の構造解析 2 X線回折を中心に,解説法の原理と結晶の構造解析の基礎を講述する.X 線を用いた他の構造解析,すなわち,XPS,EXAFSなどについても触れる.また,電子顕微鏡の原理についても解説する.これらの構造解析の手法を具体的な無機固体に適用した例も述べる.
ナノ構造材料 2 光ファイバーやフォトニック結晶など,特にフォトニクスの分野で注目されている無機材料を取り上げ,ナノ構造が機能を発現する原理とナノ構造の作製方法について講述する.
マイクロ構造材料 2 高温セラミックスや電子セラミックスなどの実用セラミックスのマイクロ構造と発現する機能について講述する.

教科書

授業で配布するプリントを使用する.

参考書等

履修要件

京都大学工学部工業化学科「無機化学(創成化学)」程度の無機固体化学に関する入門的講義の履修を前提としている.

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

隔年開講科目(平成30年度は開講しない).化学系6専攻の旧課程ならびに化学系6専攻以外の専攻の受講生には,追加レポートを課す.