科目名 : 反応性高分子

科目コード 10D610
配当学年 修士課程・博士後期課程
開講期 後期
曜時限 水曜2時限
講義室 A2-307
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語 日本語
担当教員 中條善樹・森崎泰弘

講義概要

反応性高分子の合成及びそれを用いた高分子設計について概説するとともに、これらを利用した材料設計の例(インテリジェント材料や高分子ハイブリッド材料)について述べる。また、反応性高分子の観点から金属含有高分子や生体関連高分子を取り上げ、何が期待できるかを解説する。

評価方法

期末試験の結果に基づいて判定する.

最終目標

講義計画

項目 回数 内容説明
反応性高分子とは 1 反応性高分子の基本的概念とその合成法および設計について概説するとともに、いくつかの具体例を取り上げ、何が期待できるかを解説する。
テレケリックス 1 高分子材料設計において重要なテレケリックスの概念を解説するとともに、その具体例を説明する。
マクロモノマー 1 高分子の末端に重合性官能基を有するマクロモノマーについて具体例を示して解説する。
グラフトポリマー、表面改質 1 主鎖とは異なるセグメントが側鎖として結合したグラフトポリマーについて解説するとともに、その応用例として工業的に重要な表面改質に言及する。
生体関連高分子 1 薬剤輸送やバイオプローブ、生体適合材料など、それらの設計指針を述べるとともに、最近の研究について説明する。
バイオポリマー 1 生体高分子であるDNAを中心に、それらの合成法から材料としての利用などを説明する。
光機能性高分子 1 有機EL素子や有機太陽電池などの光・電気特性を有する高分子材料について、理論から最近の研究例までを説明する。
透明高分子の光化学 1 産業的に重要な半導体のレジスト材やポリマーの屈折率制御について、理論からそれらの具体例について述べる。
分岐高分子 1 ハイパーブランチポリマーやデンドリマー等の分岐高分子について講述する。
無機高分子 1 反応性高分子の観点からポリシロキサンやポリシランなどの無機高分子を取り上げ、何が期待できるかを解説する。また、無機高分子と有機高分子との組合せによるハイブリッド材料についても言及する。
有機金属含有ポリマー 3 触媒や機能面で近年発展が著しい有機金属を含有するポリマーの合成法と何が期待できるかを解説する。
架橋高分子 1 高分子鎖の網目構造が三次元に広がったものをゲルという。このような三次元高分子を合成するための方法、および得られたゲルの特徴を解説する。
学習到達度の確認 1 反応性高分子に関する理解度を確認する。

教科書

授業で配布するプリントおよびパワーポイントスライドを使用する。

参考書

予備知識

京都大学工学部工業化学科「高分子化学基礎I(創成化学)」程度の高分子化学に関する入門的講義の履修を前提としている.

授業URL

その他

隔年開講科目。平成24年度は開講しない。