科目名 : 高分子機能学

科目コード 10D613
配当学年 修士課程
開講期 前期
曜時限 火曜2時限
講義室
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語 日本語
担当教員 伊藤紳三郎・大北英生・青木裕之

講義概要

高分子機能材料を創出する観点から、高分子の化学構造ならびにナノ集合構造と機能との相関について解説し、材料設計の指針を学ぶ。特に高分子の光機能、電子機能について基礎的事項から詳説し、さらに光機能材料のナノ構造や単一分子のダイナミクス、さらに有機光電変換素子など、先端的な高分子機能分野についても理解を深める。

評価方法

期末試験またはレポート試験の結果と出席状況に基づいて判定する。

最終目標

高分子機能を支える高分子材料とそのナノ集合構造の重要性を理解し、高分子化学・光化学の基礎的知識に基づいて先端的機能材料を考察する力を養う

講義計画

項目 回数 内容説明
概論 1 現代社会における高分子機能材料の活躍分野とその重要性について解説するとともに、講義方針全般について説明する。
高分子の光機能 5 光機能性高分子の展開、電子励起ダイナミクスと光化学反応の基礎過程、その応用としての光機能を解説する。また高分子材料の光物性に関する基礎を述べ、オプテックス分野への高分子の展開についても説明する。さらに高分子材料の誘電的特性、さらに強誘電性・圧電性高分子材料について解説する。
高分子のナノ構造とダイナミクス 2 高分子の単一分子鎖レベルでのナノ構造とダイナミクスを研究する手法を紹介するとともに、分子情報や機能情報を高感度で取得する分光的研究について述べる。
高分子の電子機能 5 導電性高分子、高分子半導体など、高分子の電子的性質の基礎を詳述する。さらにこれらの高分子材料の機能として、光電導性材料、薄膜トランジスタなどの有機エレクトロニクス分野を解説するとともに、有機太陽電池、有機エレクトロルミネッセンス(EL) 素子などへの応用展開について述べる。
高分子複合機能と講義のまとめ 2 記録材料や表示材料として、高分子の構造設計と複合的な機能が活かされる題材をいくつかトピックスとして取り上げ、解説する。また、授業の内容に関連する事項についての学習到達度を調査する。

教科書

授業で配布する講義プリントを使用する。

参考書

予備知識

工学部化学系における物理化学、高分子化学に関する講義を履修したことを前提としている。

授業URL

その他

隔年開講科目。平成25年度は開講しない。