科目名 : 高分子機能化学

科目コード 10D645
配当学年 修士課程・博士後期課程
開講期 前期
曜時限 月曜2時限
講義室 A2-307
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語 日本語
担当教員 赤木和夫

講義概要

導電性、発光性、液晶性、光応答性、強誘電性などの有する機能性共役系高分子(らせん状高分子、液晶性高分子)の合成と物性解明について解説する。

評価方法

学期末試験、出席点

最終目標

機能性高分子の合成、機能、物性に関する基本的内容を習熟させることを目標とする。

講義計画

項目 回数 内容説明
概要 1 高分子機能(導電性、発光性、液晶性、磁性)、外力応答性(電場応答性、光応答性)、機能の融合(多元機能性)、プラスチックエレクトロニクスについて概説する。
共役ポリマーの基礎 2 (1)共役ポリマーの種類、構造、形態、π電子共役、一次元性、(2)化学ドーピング、導電機構について解説する。
共役ポリマーの電子状態 2 (1)有限系と無限系π電子共役系、絶縁体、半導体、導電体、(2)ヒュッケル近似、結晶軌道法、バンド構造、ヤーン・テラー効果、パイエルス転移について解説する。
共役ポリマーの配向化と高導電化 2 (1)脱溶媒・無溶媒重合と力学延伸、(2)液晶の磁場配向挙動、異方性反応場での直接配向について解説する。
共役ポリマーの液晶性付加と多元機能化 4 (1)液晶性共役ポリマーの合成、電気的異方性、光学的二色性、(2)強誘電液晶性、高速電場応答性、(3)光応答性ポリマーとスイッチング機能、(4)スモールバンドギャップポリマーと近赤外吸収について解説する。
共役ポリマーのらせん構造と新機能 3 (1)不斉液晶場での重合、ヘリカルポリアセチレン、(2)液晶性共役ポリマーとキラルドーパント、直線二色性(3)らせん状主鎖型液晶性共役ポリマー、RGB円偏光発光について解説する。
達成度評価 1 講義内容の理解度を小テストやディスカッションにより評価する。

教科書

なし

参考書

「新高分子化学序論」(化学同人),「基礎高分子科学」(東京化学同人),次世代共役ポリマーの超階層制御と革新機能(シーエムシー出版)

予備知識

高分子化学関係の講義を履修していることが望ましい。

授業URL

その他