科目名 : 高分子物性

科目コード 10D651
配当学年 修士課程
開講期 前期
曜時限 木曜2時限
講義室 A2-307
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語 日本語
担当教員 関係教員

講義概要

高分子溶液,高分子固体の物理的性質について理論的基礎も含めて講述する.高分子物性に関する学部講義を聴講したことのない方にも理解できるように,基礎的な物理化学的知識のみを前提とした解説をこころがける.

評価方法

出席,課題レポート,小テストの結果を総合的に判定する.

最終目標

高分子,高分子材料の物理化学的性質に関する基礎知識を習得する.

講義計画

項目 回数 内容説明
孤立高分子鎖の形態 3 希薄溶液中の孤立高分子鎖の形態を決定する要因について考察したあと,それを記述するための高分子鎖モデルについて解説を行い,それに基づく実験結果の解析について説明する.
高分子溶液の熱力学と相挙動 3 高分子溶液における種々の相転移現象(相分離,水和,会合,ゲル化など)を熱力学・統計力学的な視点から解析し体系化することにより物質変換の原理を探る.「高分子溶液の相分離」,「高分子水溶液」,高分子の会合とゲル化」の順に講述する.
学習到達度の中間確認 1 高分子溶液に関する理解度を確認する.
高分子固体の構造と力学的性質 4 ゴム,プラスチックなどの高分子固体についてゴム弾性の熱力学,高分子の結晶化と結晶/非晶の高次構造を中心に講述する.また,高分子の粘弾性を基礎から解説するとともに,ガラス転移などの緩和現象についての理解を深める.
高分子固体の電気的・光学的性質 3 高分子固体の誘電的性質,導電性などの電気的性質および光学的性質の基礎ついて解説を行うとともに,高分子材料のエレクトロニクス・ディスプレイ分野での応用について概説する.
学習到達度の確認 1 高分子固体に関する理解度を確認する.

教科書

授業で配布する講義資料を使用する.

参考書

予備知識

物理化学に関する学部講義の履修を前提としている.

授業URL

その他