授業科目名 : 土質力学I及び演習

科目コード 31620
配当学年 2年
開講年度・開講期 平成29年度・後期
曜時限 火曜・3-4時限
講義室 共通155・W1・共通1・共通3
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義・演習
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・大津宏康,地球環境学堂・教授・勝見 武,工学研究科・教授・岸田 潔,地球環境学堂・准教授・乾 徹,工学研究科・准教授・木元小百合,工学研究科・准教授・肥後陽介,

授業の概要・目的

土の構造とその工学特性の理解のため、土の分類と評価方法、締固めた土の特性、土中における水の移動現象、土の圧密変形と粘土地盤の沈下解析、土の強度と破壊に関する物理現象を説明する。さらに、演習問題を通じてこれらの問題を数理的に取り扱う手法を修得し、講義の内容の理解を深める。

成績評価の方法・観点及び達成度

成績評価は、期末試験、中間試験、レポート等を総合的に勘案して行う。(期末試験70点、中間試験+レポート+小試験等で30点、合計100点満点)

到達目標


・地盤の成り立ちや地盤に関わる災害を学習する。
・土の構造と分類、物理的性質の表現方法とその定量的評価手法を理解する。
・地盤を流れる水の運動およびダルシーの法則とその適用を理解する。
・有効応力の原理および土の圧密現象を学習し、圧密による地盤の沈下予測を行う解析手法等を理解する。
・モールの応力円を用いて土の応力状態を予測する手法を学習し、せん断による土の破壊現象を理解する。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
地盤の成り立ち、地盤と社会基盤、地盤環境 0.5 地盤の成り立ちや社会基盤との関わりを解説し、土質力学全般に関する概論を講述する。また地盤に関わる災害や環境問題について解説する。
土の指示的性質、応力、締固め、不飽和土、凍結 3.5 土の構造と分類、物理的性質の表現方法とその定量的評価手法について解説し、演習問題を通じてその理解をはかる。また、土の締固め特性と締固め試験、および不飽和土、凍結について解説し、演習問題を通じてその理解をはかる。
土の透水と土中の水理 3 地盤を流れる水の運動について基本的な現象の説明を行い、この運動を支配するダルシーの法則とその適用について解説する。さらに、各種地盤構造物内における浸透問題を解析的に解く手法について演習問題を用いて説明する。
中間試験 0.5
土の圧密と圧縮、粘土地盤の沈下予測 3.5 有効応力の原理および土の圧密現象を説明し、これを数理的に取り扱う手法、ならびに粘土の圧密特性を表す諸量について解説する。さらに圧密による地盤の沈下予測を行うための解析手法について演習問題を用いて説明する。
応力・変形・強度と破壊理論 3 モールの応力円を用いて、多次元場での土の応力状態を予測する手法について解説する。土のせん断による破壊現象の発生機構を解説する。さらに基礎となる土の強度の考え方とその測定のための試験法について演習問題を利用して解説する。
フィードバック授業 1 試験問題について、出題者の意図を知らせ、模範解答を例示・解説する。

教科書

岡二三生著:土質力学(朝倉書店)(税込み5460円)
演習問題集(講義第1回目に配布)、その他、必要に応じて印刷物を配布する。

参考書等

岡二三生著:土質力学演習(森北出版)

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

http://geomechanics.kuciv.kyoto-u.ac.jp/lecture.html

その他(オフィスアワー等)

オフィスアワーは特に設けない。吉田キャンパス教員(勝見、乾)については教員室を訪れること。桂キャンパス教員(大津、岸田、木元、肥後)については、講義時にコンタクト方法を伝える。初回の講義時にガイダンスを実施し,班分けを伝える.