授業科目名 : 電気電子回路

科目コード 60030
配当学年 1年
開講年度・開講期 平成30年度・後期
曜時限 月曜・1時限
講義室 電総大
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・和田修己,

授業の概要・目的

前半では,三相交流回路の基礎および変成器を含む受動回路の解析法,系統的な回路方程式のたて方について解説する.後半では,トランジスタなどの能動素子を含む回路を電気回路理論で解析する方法を説明したのち,回路の周波数特性の扱い方と、回路のスイッチング動作の基本について解説する.

成績評価の方法・観点及び達成度

期末試験の成績による.
講義時に適宜,課題を出題し,そのレポートを最終評価に加える.

到達目標

・電気回路の扱いに関する基礎を再確認し,基本的な電気回路を解析できるようになる.
・三相交流回路の基礎を理解する.
・独立電源と制御電源を含む回路と,変成器の等価回路について理解する.
・回路の周波数特性の扱いを理解する.
・能動素子を含む回路を線形回路として解析する方法を理解する.
・半導体素子の基本的動作について理解する.

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
三相交流回路の基礎 2 「電気回路基礎論」(60630)に引き続き,正弦波の複素表示を復習し,単相三線回路および対称三相回路の基礎について説明する.
受動回路の解析法 4 テブナン・ノートンの等価電源,相互インダクタンスと変成器を含む回路の取り扱い方について説明する.
回路の方程式 2 多くの素子を含む場合にも系統的に適用できる回路解析の方法として,閉路方程式と節点方程式の立て方について説明する.
能動素子の回路解析 3 電子管やトランジスタを動作させるための直流バイアスと,信号の増幅などを扱うための交流等価回路について説明し,制御電源の考え方と,電子回路を電気回路理論で解析する方法を説明する.
電子回路の周波数特性 2 電力や電圧・電流の比を表す際のdB(デシベル)表示について説明し,簡単な増幅回路の周波数特性について解説する.
半導体の基礎と能動回路の2値動作 1 ダイオードやトランジスタを構成する半導体のpn接合と,その基本的特性について解説し,トランジスタのスイッチングについて説明する.
学習到達度の確認 1 本講義に関する学習到達度の確認を行う.

教科書

奥村浩士:電気回路理論(朝倉書店) ,およびプリント配布(KULASIS「授業資料」)

参考書等

柳沢: 回路理論基礎 (電気学会大学講座)(電気学会)ISBN: 9784886862044
北野: 電子回路の基礎 (培風館)
北野: 電子回路の基礎(http://www.kuee.kyoto-u.ac.jp/~kitano/ec/) (レイメイ社)

履修要件

電気回路基礎論(60630)の内容,または同等の電気回路に関する基礎科目を履修していること.
上記科目の単位取得は,特に条件としない.

授業外学習(予習・復習)等

KULASISに、「授業資料」をアップロードするので、適宜ダウンロードして参照してください。

授業URL

その他(オフィスアワー等)

講義後(月曜・2限)には,吉田キャンパスで質問をうけることができる.メールでの質問も歓迎する.
KULASISメールで授業に関連する事項(レポートなど)を連絡するので,確認すること.