科目名 : 電気電子工学実験A

科目コード 60750
配当学年 2年
開講期 前期
曜時限 木曜・1~4時限(状況により遅くなることがある)
講義室 総合研究7号館地階及び2階、工学部3号館北館N2
単位数 2
履修者制限 有(電気電子工学科学生以外は事前に登録が必要)
講義形態 実験
言語
担当教員 浅野・石井・小嶋・下田・竹内・西・前田・三谷・山本(高)・山本(聡)・山本(真)

講義概要

電気電子工学分野における基本的な測定器を利用した電子素子の特性測定実験を通して測定器の利用法を習得する.その上で,電気電子工学分野における初歩的な電気電子回路・素子の働きを調べる実験を行う.

評価方法

実験レポートの内容より,電気電子回路の理解度及び実験技術の到達度を評価する.また,実験室での取り組み姿勢や積極的な改善工夫も評価対象である.即ち,実験に出席することが必須の要件である.

最終目標

電気電子工学分野における初歩的な実験技術の習得と電気電子回路の理解を目標とする.主に,ラジオを構成する電気電子回路の製作・特性測定実習を通じて上記の目標を達成すること狙う.

講義計画

項目 回数 内容説明
電気電子工学実験の基礎
(講義・実習)
1-2 電気電子工学実験において必要な電子部品の見分け方,実験の進め方,安全確保,実験ノートの取り方,グラフの描き方,レポートの書き方について講義する.また,個々に作成したレポートを互いに添削しあい,よりよいレポートの書き方について考える.
電気電子工学計測の基礎
(実験)
3-4 市販のアナログテスターキットを製作し,テスター内部の機構や働きについて学習する.電気電子工学の計測技術の基礎として,アナログテスターとデジタルマルチメータ,オシロスコープの使用法を学ぶ.
受動素子と同調回路
(実験)
3 コイル,コンデンサ,抵抗など受動素子からなる回路の振幅や位相の周波数特性測定を行う.また周波数変調信号を周波数弁別回路を通して振幅変調信号へと変換できることを学ぶ.これらの実験を通してラジオにおける共振回路(同調回路)や周波数弁別回路などの動作を理解する.
能動素子回路と検波・低周波増幅・加算回路
(実験)
6 ダイオードとそれを用いた回路の特性測定,バイポーラトランジスタとそれを用いた回路の特性測定などを行う.これらの実験を通してラジオにおける検波回路や低周波増幅回路などの動作を理解する.またオペアンプ回路の基礎特性を測定し,加算器についても理解する.全体のまとめとして,振幅変調波の復調の実験を行う.
学習到達度確認 1 実験方法,内容,およびレポートの書き方について質疑を行うことにより,実験内容の理解を深めるとともに学習到達度の確認を行う.

教科書

京都大学工学部電気系教室編:電気電子工学実験A 2014年度版

参考書

奥村浩士: エース電気回路理論入門(朝倉書店)
北野正雄: 電子回路の基礎(レイメイ社)

予備知識

電気回路基礎論および電気電子回路の履修を前提とする.

授業URL

その他

一部省略,変更,追加がありうる.実験に際しては,筆記具,A4のレポート用紙・方眼紙・片対数グラフ用紙,関数電卓,直定規(30cm)と製図用テンプレートを持参のこと.実験開始前に開催されるガイダンスに必ず出席し,全体の説明や安全教育などを受けること.