科目名 : 電力工学1

科目コード 61070
配当学年 3年
開講期 後期
曜時限 月曜・1時限
講義室 電総中
単位数 2
履修者制限
講義形態 講義
言語
担当教員 薄良彦

講義概要

水力・火力・原子力による大規模集中型の発電方式と,電池・再生可能エネルギー利用による小規模分散型の発電方式について,発電の原理,プラントの構成,及びその制御・運用方法などの基礎を説明する.また,全体的な電源構成の趨勢と今後の動向についてエネルギー・環境問題も考慮しつつ展望する.なお,必要に応じて専門家による特別講義も計画する.

評価方法

定期試験による評価を原則とし,レポートの提出状況や内容,講義への貢献度などを考慮する場合がある.

最終目標

大規模集中型の発電方式および小規模分散型の発電方式について,それぞれ発電の原理,プラントの構成,及びその制御・運用方法などの基礎を習得する.

講義計画

項目 回数 内容説明
導入 1 電力・エネルギーの需給システムに関する現状と今後の動向等について展望し,本講義の概要と目標を明確にする.
水力発電 3 水力学の基礎について述べた後,揚水発電を含む水力発電所の種類と水力発電所を構成するダム,水路,サージタンク,水圧管路などの土木設備,水車及び水車発電機の構造と特性,水力発電所の計画と運用方法について説明する.
火力発電 3 熱力学の基礎事項について復習した後,複合発電方式を含む火力発電所の種類,火力発電プラントの構成機器と動作原理,プラントの制御と運用方法について説明する.
原子力発電 3 原子物理の基礎事項について復習した後,原子力発電の中核である核分裂反応と原子炉の動作の基礎知識,原子力発電所の種類と核燃料,プラントの制御と運用方法について説明する.
再生可能エネルギー利用の各種発電方式 2 発電と環境問題について説明するとともに,代替発電方式としての太陽光,風力,地熱,海洋エネルギーなどの再生型自然エネルギー利用の各種発電方式について説明する.
電池による発電 2 化学エネルギーの電気エネルギーへの変換の原理,燃料電池およびリチウム二次電池などについて説明する.
総論 1 学習した発電方式を総合的に論じるとともに,学習到達度の確認を行う.

教科書

吉川栄和,垣本直人,八尾健:発電工学(電気学会) ,及び配布プリント

参考書

佐藤義久:図説電力システム工学(丸善)
西嶋喜代人,末廣純也:電気エネルギー工学概論(朝倉書店)
大澤靖治編著:電力システム工学(オーム社)

予備知識

電気回路,物理学,化学の基礎知識

授業URL

その他

当該年度の講義の進度により一部を省略する場合がある.