授業科目名 : データベース

科目コード 90980
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成30年度・前期
曜時限 火曜・4時限
講義室 総合研究4号館共通1
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 情報学研究科・教授・吉川正俊,情報学研究科・准教授・馬強

授業の概要・目的

データベースシステムは,あらゆる組織の基幹業務や意思決定にとって必要不可欠なものとなっている.本講義では,大量データを効率よく管理し必要な情報を簡単かつ高速に検索するデータベース管理システムに関し,データ構造,データ操作,データ管理法,データ分析法などの基盤技術を講述する.

成績評価の方法・観点及び達成度

小テスト,レポート,期末試験をもとに総合的に判断する.

到達目標

データモデルおよびデータベース管理システムの基本的な概念を習得することを目標とする.

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
イントロダクション 1 データベースの基礎概念と発展動向について解説する.
関係データベース 2 近年の情報システムで中心的な位置を占めている関係データベースの基本概念 (データ定義,データ操作)を述べる.
関係データベースの形式的操作体系とSQL 4 関係データベースの形式的操作体系(関係代数と関係論理)および関係データベース言語の国際標準SQLの説明を行い,言語の表現能力や機能について解説する.
記憶装置およびファイル編成法 2 データベースの記憶装置として主流を占める磁気ディスクの説明をし,バッファ管理について述べる.また,代表的なファイル編成法としてISAM,B+木,静的ハッシュ,拡張可能ハッシュの説明を行う.
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トランザクション 3 データベースを並行的にアクセスしたり,障害からデータを保護する技術であるトランザクションについて,ACID属性および直列化可能性などの重要な概念を解説する.また,二相施錠やその拡張方式などの並行処理方式について述べる.また,学習到達度を確認する.
スキーマ設計法 3 概念設計によく使われる実体関連(ER)モデルについて説明する.また,関係データベースの設計において重要な概念であるキーおよび関数従属性について述べ,関係データベーススキーマが満たすべき正規形について述べる.さらに、望ましいスキーマの設計方法を解説する.

教科書

参考書等

Raghu Ramakrishnan and Johannes Gehrke: Database Management Systems, 3rd edition, McGraw-Hill, 2002.
J.D.Ullman: Principles of Database and Knowledge-base Systems Vol.1,Computer Science Press, 1988.
Hector Garcia-Molina, Jeffrey D. Ullman, Jennifer Widom: Database Systems: The Complete Book, Pearson; 2nd International, 2008.
C.J. Date: An Introduction to Database Systems, Addison Wesley; 8th edition, 2003.
Serge Abiteboul, Richard Hull, Victor Vianu: "Foundations of Databases", Addison Wesley, 1994.

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

配付資料に基づいて復習を行うことが望まれる.

授業URL

https://www.db.soc.i.kyoto-u.ac.jp/lec/database/

その他(オフィスアワー等)

授業時以外の教員への連絡はメールで行うこと. メールアドレスは以下の通り(AT を @ に変更すること). 吉川正俊:yoshikawa AT i.kyoto-u.ac.jp 馬強: qiang AT i.kyoto-u.ac.jp