授業科目名 : 環境安全化学

科目コード 70430
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・後期
曜時限 木曜・1時限
講義室 総合研究8号館NSホール
単位数 2
履修者制限 なし
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・阿部竜,工学研究科・准教授・中川浩行,環境安全保健機構・教授・橋本訓

授業の概要・目的

化学物質の開発や利用においては、常に安全を確保するとともに環境影響を評価し、コントロールしていかなければならない。本講は化学系学生を対象とし、実際の事故事例を紹介しながら、安全確保のための手法や対策、危険発生のメカニズム、労働衛生、環境と安全のためのマネジメントシステムや法規制等を説明する。

成績評価の方法・観点及び達成度

期末試験80点:平常点10点:レポート10点

到達目標

安全に関して、将来社会に出た時に必要な知識を身につける。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
安全工学概論 2-3 安全は知性と努力により生み出すもので、その確保は全ての社会活動に課せられた責務である。大学や産業界での事故、災害の例を基に、それらの要因の分析方法や安全の確保、環境破壊汚染防止のための指針としての根本的考え方を述べる。(橋本)
化学物質の適正使用と管理 2-3 化学物質類やその廃棄物は環境破壊のみならず人間にも様々な影響(害)を与えて来た。化学物質類と廃棄物の適正・安全な取り扱い、管理や処理法、緊急時の対応・処置に関する安全工学的な考え方、基礎的知識、具体的方法を紹介する。(橋本)
燃焼と爆発 2-3 人類は化石燃料を燃焼させることによりエネルギーを得ている。しかし、取扱を誤ると爆発などの危険性を孕んでいる。ここでは、燃焼や爆発についての基礎的な事項を講義すると共に、種々の事故例を紹介し、その発生メカニズムや予防対策を述べる。(阿部)
有害性と労働衛生 2-3 労働現場において、作業環境が労働者健康に与える影響を講義する。高低温条件や酸素濃度、さらに、金属類や有機溶剤等の化学物質が人体に与える影響を労働衛生の観点から講述する。(阿部)
環境と安全のマネジメント 2-3 企業の社会的責任(CSR)の中でも、環境と安全に対する配慮は非常に重要な項目である。製品のライフサイクル全体での環境負荷や安全を考えるレスポンシブル・ケアの概念やリスク管理について述べる。(中川)
化学物質の規制に関する関係法令 2-3 化学物質の製造や使用には数多くの規制がある。ここでは、廃棄物処理法、化審法、化管法、毒劇法、労働安全衛生法、消防法について、制定の経緯や規制内容を紹介する。(中川)
学習到達度の確認 1 本講義の内容に関する理解度を確認する。

教科書

講義時に資料を配布する。

参考書等

履修要件

環境保全概論の履修を前提とする。

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

合計数回のレポート提出を課す。また、毎回の講義終了時に小試験などを行う場合もある。期末試験は各テーマから出題する。講義内容を講義時間内に充分理解することを希望する。