授業科目名 : 分析化学II(工業基礎化学)

科目コード 72100
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・前期
曜時限 火曜・2時限
講義室 共通3
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・安部武志,原子炉実験所・教授・大槻勤,化学研究所・教授・梶弘典,工学研究科・准教授・西直哉,工学研究科・准教授・森誠之,原子炉実験所・准教授・高宮幸一

授業の概要・目的

この講義では, 機器分析化学の入門として、クロマトグラフィー、分光分析法、電気化学分析法、質量分析法、核磁気共鳴法について解説する。

成績評価の方法・観点及び達成度

期末試験の成績を基本とするが、平常点およびレポートを考慮することがある。

到達目標

化学において欠かすことができない分離・分析の手法を、その原理に重点を置いて理解する。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
クロマトグラフィー 3 初めに分離の基本である物質の異なる2相への分配過程についてくわしく解説し、それをベースに、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、およびその他の関連する分離技術の理論的基礎と実際にについて、くわしく講述する。(担当: 森)
スペクトロスコピー 4 分光学は物質の同定や定量においてひじょうに重要な分析手法である。最初に、分光学の基礎と分光機器の構造を含む測定原理について解説し、つづいて原子スペクトル分光法をくわしく講述する。さらに、その他の分光学のエッセンスを紹介する。(担当: 大槻・高宮)
電気分析化学 3 分析化学Iで習得した電気分析化学測定に必要な基礎事項を復習したあと、電位測定法(ポテンショメトリー)、電量測定法(クーロメトリー)、電流電圧測定法(ボルタンメトリー)の原理、考え方、測定法を解説する。ガラス電極によるpH測定や化学センサーなど、応用についても紹介する。(担当: 安部)
質量分析法 2 イオン化法,質量分析計器の原理,有機低分子やタンパク質のマススペクトルの例を紹介する。(担当: 西(直))
学習到達度の確認 1 レポート問題に対する解答および解説を行い、学習到達度を確認する。
核磁気共鳴法 2 核磁気共鳴現象の基本原理を概説し、主にスピンと磁場との相互作用、スピン間の相互作用、緩和現象について述べる。(担当: 梶)

教科書

Daniel C. Harris, Quantitative Chemical Analysis (W. H. Freeman, 9th-ed., 2016)

参考書等

クリスチャン: 分析化学I,II 〔原書第6版〕 (丸善、2005)

履修要件

分析化学I(工業基礎化学), 基礎物理化学A,B

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

教科書に出てくる重要な単語(分析化学を習得する上で重要な概念)に対応する日本語を表としたプリントを配布する。