授業科目名 : グリーンケミストリー概論

科目コード 72110
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・前期
曜時限 木曜・1時限
講義室 共通3
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・江口浩一,工学研究科・教授・村上正浩,環境安全保健機構・教授・橋本訓

授業の概要・目的

グリーンケミストリーは環境問題を解決し、化学物質による汚染を防ぎ、環境にやさしいものづくりを目指すための化学である。本講では人間社会に密接に関連した、エネルギー変換、化学合成、大気環境のそれぞれの立場から、グリーンケミストリーについて概説する。

成績評価の方法・観点及び達成度

出席、講義中のテスト、期末試験の成績による。

到達目標

グリーンケミストリーとは何か、グリーンケミストリーの立場からの材料化学、化学反応、環境化学などについて学習する。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
エネルギー変換と環境 5 グリーンケミストリーの12箇条。現代社会は化石燃料の使用により、膨大なエネルギーを利用して豊かな生活を送っている反面、地球温暖化や酸性雨、資源の枯渇などの問題を生み出している。エネルギー変換にともなう温室効果ガスの発生。大気汚染物質としての窒素酸化物、硫黄酸化物の発生原因とそれらの低減法。化石燃料を高効率でエネルギーに変換する試みや、燃料電池をはじめとする新エネルギーの原理と開発の現状。エネルギー資源の有効利用についても述べる。
大気環境化学 5 地球温暖化、太陽からの紫外線増加、降雨量変化、嵐の発生、海面上昇、エコシステム変動は、今後の気候変動長期予測において重要な要素である。地球の気候・大気環境を変えてゆく大気化学反応機構を理解し、都市型大気汚染をもたらす化学物質の大気環境への影響評価を学ぶ。具体的には、大気環境化学研究の社会的意義、太陽光化学反応、オゾン層の大気化学反応、窒素化合物・揮発性有機化合物の大気化学反応である。最後に、学習到達度の確認を行う。
光を利用するグリーン合成化学 4 現在使われているエネルギー源の大半は化石資源である。 これに代えて持続可能なエネルギー源を基盤とするシステムの構築が必要となっており、光(太陽光)エネルギーを有効利用する技術の開拓が望まれている。 本講義では、光エネルギーを促進力として利用する有機合成反応を中心に、持続可能性の観点から望まれる有機合成について解説する。
フィードバック授業 1 試験の結果と出題者の意図を知らせ、模範解答を例示し、解説する。

教科書

環境と化学 グリーンケミストリー入門 第2版 柘植秀樹、荻野和子、竹内茂彌 編 東京化学同人
グリーンケミストリー 渡辺 正・北島昌夫訳 日本化学会・科学技術戦略推進機構 訳編 丸善  

参考書等

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)