授業科目名 : 高分子化学概論I (工業基礎化学)

科目コード 72130
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・前期
曜時限 木曜・2時限
講義室 共通3
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・准教授・松岡秀樹,工学研究科・准教授・大内誠

授業の概要・目的

高分子化合物の概念の確立と発展の歴史を振り返ったあと,高分子の合成法に関する入門的解説を行う.代表的な合成法の一つである重縮合について概説したのち,連鎖重合の中で重要な位置を占めるラジカル重合並びに配位重合について解説する.さらに,イオン重合について解説し,リビング重合の機構について概説する.

成績評価の方法・観点及び達成度

期末試験の成績を主に判定する.出席状況を加味する場合がある.

到達目標

高分子の定義,概念および高分子合成の基礎知識を習得する

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
高分子の基本概念と高分子合成の原理 3 高分子の定義,特性,多様な分子構造について概説し,高分子の概念がどのように生まれ,現在の高分子化学・工業に育ってきたかを述べる.また,高分子の平均分子量について解説する.高分子合成の原理を重縮合,付加重合および開環重合を例にとって講述する.さらに,種々の重合方法について解説する.
重縮合・重付加 3 重縮合による高分子合成反応をポリアミドとポリエステルについて解説し,生成ポリマーの分子量と分子量分布の制御についても解説する.重付加反応による高分子合成をエポキシ樹脂とポリウレタンを例にして説明する.また,高分子反応についても触れる.
前半の内容に関する問題演習 1 前半の内容に関する問題演習を行い,学習到達度の確認を行う.
ラジカル重合・共重合 3 ラジカル重合の定義を述べたのち,モノマーと開始剤の種類,ラジカル重合の特徴,開始・生長・停止などの素反応,重合方法,共重合,モノマー反応性比などについて講述する.
配位重合 2 配位重合の代表例であるオレフィン類のZiegler-Natta重合並びに立体特異性重合について概説する.
イオン重合 2 イオン重合(アニオン重合・カチオン重合)の概略と種類について述べる.とくに,すでに学んだラジカル重合や配位重合との一般的な違いや特徴を概説する.
学習到達度の確認 1 問題演習等により最終的な学習到達度の確認を行う.

教科書

参考書等

「新高分子化学序論」(化学同人)
「基礎高分子科学」(東京化学同人)

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)