授業科目名 : 無機化学III(工業基礎化学)

科目コード 72160
配当学年 3年
開講年度・開講期 平成29年度・後期
曜時限 金曜・1時限
講義室 総合研究8号館講義室2
単位数 2
履修者制限
授業形態 講義
使用言語 日本語
担当教員    所属・職名・氏名 工学研究科・教授・陰山洋,工学研究科・教授・江口浩一,エネルギー科学研究科・准教授・高井茂臣,化学研究所・教授・水落憲和

授業の概要・目的

無機固体の合成方法、構造、物性の関係を基礎的に具体例を挙げて講述する。

成績評価の方法・観点及び達成度

定期試験の成績による。

到達目標

無機固体において重要な、固体の合成法、固体のキャラクタリゼーション、結晶構造、結晶学と回折法、相図の解釈、固溶体及び欠陥と不定比性、固体の化学結合について理解させ、高度な学習につなげる。

授業計画と内容

項目 回数 内容説明
固体の合成法 2 無機固体を得るための、固相、液相、気相からの合成、イオン交換、電気化学反応、薄膜、単結晶の作製、水熱法等について解説する。
固体のキャラクタリゼーション 2 光学顕微鏡、電子顕微鏡、赤外分光、ラマン散乱、核磁気共鳴、XAFS、熱分析等、固体のキャラクタリゼーションの原理と応用について解説する。
結晶構造 2 結晶の対称性の概念と結晶構造を関連させて解説する。具体的な結晶を取り上げ、その構造の成り立ちについて理解させる。
結晶学と回折法 2 結晶学の概念と、回折法を用いたによる構造解析並びに種々のキャラクタリゼーションについて解説する。
相図の解釈 2 相平衡と相図の熱力学的基礎を、1、2成分系について解説する。また具体例を挙げて、重要な系について講述する。
固溶体及び欠陥と不定比性 2 固溶体の構造とその解析法について解説する。実在の結晶に存在する欠陥の種類を固体の物性に関連づけて解説する。
電気的性質 2 金属電導体、超電導体、半導体、イオン電導体等の材料とその電気的性質について解説する。
学習到達度の確認 1 本講義に内容に関する理解度を確認する。

教科書

Solid State Chemistry and its Applications (2nd Edition, Wiley), A. R. West
またはその翻訳版
ウエスト固体化学 基礎と応用 (KS化学専門書), アンソニー. R・ウエスト(ISBN:9784061543904)

参考書等

履修要件

授業外学習(予習・復習)等

授業URL

その他(オフィスアワー等)

授業の前に該当の章を通読しておくこと。原則として毎週課題を提出させる。