ホーム / 入学案内 / 学部への入学 / アドミッションポリシー

アドミッションポリシー

京都大学工学部の教育の特徴は、京都大学の伝統である「自由の学風」の下で、「学問の基礎を重視する」ところにあります。「自由の学風」とは、既成概念にとらわれず、物事の本質を自分の目でしっかりと科学的に見るということです。そこでは、学問に対する厳しさが要求され、それが、「学問の基礎を重視する」ことにつながります。一般的には「工学部は応用を中心とする学部である」と考えられているので、上のように「基礎重視」といいますと、やや異質な印象をもたれるかもしれません。しかし、京都大学工学部では、基礎となる学理をしっかりと学んでおくことが、将来の幅広い応用を可能とするための必須条件であるという信念の下に、この教育方針を貫いています。

授業風景-吉田.png教育内容をもう少し詳しく説明しておきます。京都大学工学部へ入学すると、1~2回生で、一般的な教養教育、英語他の外国語教育、理系全般に共通の基礎教育を受けます。また、それぞれの学科・コース特有の専門教育も1回生から始まり、しだいにその重みを増していきます。4回生になると、特別研究という科目で学生1人1人が特定のテーマに取り組みます。特別研究では、学生は希望の研究室に配属され、研究の最先端に接しながら、指導教員・大学院生と一緒に研究が出来るようになっています。学部卒業後、大学院へ進学すれば、より高度な専門教育と研究指導を受けられます。これまで、京都大学工学部は、上のような教育を通して、幅広い応用能力、まったく新しい未知なる課題へ敢然と取り組む自主性・創造性、および豊かな教養と厳しい倫理観を備えた卒業生を輩出してきました。

望ましい学生像

このような教育を受けていただくために、次のような入学者を求めています。

  1. 高等学校での学習内容をよく理解して、工学部での基礎学理の教育を受けるのに十分な能力を有している人。
  2. 既成概念にとらわれず、自分自身の目でしっかりと物事を確かめ、それを理解しようとする人。
  3. 創造的に新しい世界を開拓しようとする意欲とバイタリティーに満ちた人。

地球工学科が望む学生像

「住みやすくて豊かな都市と地域」、「安全に暮らせる国土」、「資源・エネルギーを基礎とした持続的文明」、「環境に配慮した地球社会」を築いていくために、広く社会に役立つ「土木工学」、「資源工学」、「環境工学」を学びたい人を求めています。社会に貢献するための科学技術を学びたい人、多様な技術を集約して問題の解決をしたい人、官・民・学の広い範囲から就職先を考えたい人、国際的に活躍したい人に最適な学科です。 

建築学科が望む学生像

人間生活に密接に係わる建築は、多様な技術を総合した創造的な努力によってつくりだされます。このため、自然科学だけでなく、人文科学、社会科学、さらには芸術にも深い関心をもつ学生を歓迎し、その才能を伸ばす教育をおこないます。卒業後は建築家、建築技術者・研究者、建築行政担当者、各種開発事業にたずさわるプランナーなど、多様な分野での活躍を期待しています。 

物理工学科が望む学生像

次世代の画期的な機械システム、新材料、エネルギーシステムを開発すること、宇宙空間へ活動の場を拡げていくことに強い関心を持ち、これらの課題の実現に向け、物理学を基礎とした工学を学ぶ意欲を持つ人材を求めます。新しい技術の創造のために、基礎的な学問を充分に修得し、それぞれの専門分野で指導的な技術者・研究者として活躍することを目指す学生を望みます。 

電気電子工学科が望む学生像

自然現象や科学技術、その人間生活との関わりなどに対して広い関心と旺盛な探究心をもつとともに、電気電子工学関連の学術分野へ強い興味を有し、専門教育を受けるのに十分な基礎学力と論理的思考力を備えた創造性豊かな入学者を求めています。

情報学科が望む学生像

新たな学術領域である情報学を学ぶことによりグローバル化した高度情報社会を創造的に発展させること、そこで起こる幅広い問題を情報科学と数理的思考により解決することに強い関心を持つ人を求めます。数学、物理学をはじめとする理科系科目に興味を持つことはもちろん、情報学が関係する人文・社会科学を含めた諸学問を積極的に学ぶ意欲を持つ人を求めます。

工業化学科が望む学生像

化学および化学に関連する工学のすばらしさを理解し、学習する志と意欲をもち、既成概念にとらわれずに物事を論理的に考え、さらに自ら問題を解決しようとする人を求めます。したがって、高等学校での学習内容をよく理解して、工業化学科での専門教育を受けるのに十分な基礎学力と能力を有していることが望まれます。