T.M.さん

所属

博士後期課程１回生
合成・生物化学専攻
（2022年3月1日現在）

メッセージ

■大学院に進学しようと思った時期やきっかけ、理由はなんですか？
研究職に就くためには修士号が必要な場合が多いと聞いていたので、大学院への進学は学部３回生の時に決めました。一方、博士後期課程への進学は修士２回生の就活シーズンが始まるギリギリまで悩みました。当時、自分の研究が上手く進んでおらず、中途半端な状態で辞めたくないという思いが強かったことが進学を決めた理由です。

■大学院ではどんな研究をしていますか？
大学院では、神経・精神疾患に関連するタンパク質を生体内で標識するケミカルツールの開発を行なっています。私が所属する研究室では、有機合成、タンパク質発現、培養細胞での評価、さらにはマウスを使った動物実験まで全て自分で行える設備が整っていて、幅広い分野の手法を実践的に学べることが魅力の一つです。

■修了後の進路予定は？
まだ博士後期課程の一年目なので進路は決まっていませんが、研究職以外の仕事も視野に入れつつ、様々な選択肢を検討しています。

■京都大学大学院工学研究科に進学を希望している人にメッセージ
他大学から京大の院に進学して一番感動した点は、研究室の先生方が非常に教育熱心であることです。その分野の最先端を走る専門家の方々から、マンツーマンの教育を受けられることは、とても貴重な経験だと思います。経済的支援制度も多くありますので、是非、京大院への進学をご検討ください。