レーザー核融合のキーパーツを開発 ―大型高出力レーザーのキーパーツ「ガラス製ファラデー素子」が レーザー核融合の実現可能性を加速させる―

    京都大学化学研究所 時田茂樹 教授、材料化学専攻の田中勝久 教授、日本電気硝子株式会社、大阪大学レーザー科学研究所、核融合科学研究所らの研究グループは、大型高出力レーザーのキーパーツとなる「ガラス製ファラデー素子」を開発しました。このパーツを用いた光アイソレーターにより、大型高出力レーザーの課題である反射戻り光を抑制できます。高出力レーザーは、レーザー核融合や宇宙デブリの除去、重粒子線によるがん治療など精密工学や先端レーザー制御が求められるさまざまな分野への応用が期待されています。

    ガラス製ファラデー素子、日本電気硝子社製 高出力レーザー対応光アイソレーターは、423日からパシフィコ横浜で開催される「OPIE’25」、624日からドイツ・ミュンヘンで開催される「LASER World of PHOTONICS 2025」に展示予定です。

    研究詳細

    レーザー核融合のキーパーツを開発 ―大型高出力レーザーのキーパーツ「ガラス製ファラデー素子」が レーザー核融合の実現可能性を加速させる―

    研究者情報

    関連リンク

    OPIE'25

    LASER World of PHOTONICS 2025

    材料化学専攻

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