世界初、フォトニック結晶レーザーを用いた高出力自由空間光通信の実証に成功ーBeyond 5G/6G時代における宇宙空間での通信利用を目指してー

電子工学専攻の野田進 教授、森田遼平 同特定研究員、井上卓也 同助教、株式会社KDDI総合研究所らの共同研究グループは、フォトニック結晶レーザーを用いた高出力自由空間光通信の実証に世界で初めて成功しました。現在、高出力自由空間光通信を行うためには、ファイバーアンプなどを用いた大型の送信機が必要となるのに対して、フォトニック結晶レーザーは単一の半導体素子のみで同程度の光パワーの出力を実現でき、送信機のシステムを大幅に小型化・簡素化することが可能となります。今後、さらなる研究開発を進め、Beyond 5G/6G時代における宇宙空間での利用を目指します。

本結果は光通信分野では世界最大規模である国際学術会議ECOC2022The European Conference on Optical Communication)(2022918日~22日開催)において、最新の成果が厳選されるポストデッドライン論文として発表予定です。

研究詳細

世界初、フォトニック結晶レーザーを用いた高出力自由空間光通信の実証に成功―Beyond 5G/6G時代における宇宙空間での通信利用を目指して―

研究者情報

関連リンク

ドキュメントアクション