カリキュラム

授業科目の履修について

2024年度 大学院学修要覧PDF File

工学研究科カリキュラムの可視化資料

授業科目の区分

修士課程プログラム及び連携プログラムで開講される授業科目は、コア科目、Major科目、Minor科目、演習科目、On the Research Training(ORT)科目、その他の科目等に区分されます。

各プログラムの修了要件を満たすためには、それぞれの科目区分毎に指定された単位数を修得する必要があります。詳細については、教育プログラム毎に指定される修了要件を参照してください。

科目区分およびその内容は下表の通りです。

科目区分 内容
コア科目 課程を修了するために履修するべき基礎科目であり、カリキュラムの根幹(コア)を形成する科目。原則として必修科目として指定されます。
Major科目 課程を修了するために履修するべき、主たる学修専門領域を構成する専門基礎科目および応用科目。選択履修する科目として指定されます。専攻学術の特色を反映し、基礎科目、発展科目等の名称が付される場合があります。
Minor科目 コア科目、Major科目等で構成される主たる学修専門領域のカリキュラムに加えて、関連する副専門領域を構成するための科目。原則として、主たる学修専門領域とは異なる専門領域や系・専攻が提供する科目から選択履修する科目です。専攻学術の特色を反映し、基礎科目、発展科目等の科目の他、特定の科目が指定される場合があります。
On the Research Training 演習・実験科目等の他、工学研究科の系・専攻、桂インテックセンター高等研究院、国内外の連携研究機関等において研究を介して行われる(On the Research Training:ORT)科目。ORT科目である研究論文(修士)及び研究論文(博士)は、それぞれ修士課程及び博士後期課程を修了するための必修科目ですが、単位は与えられません。
その他の科目 指導教員が特に必要と認め、履修を承認する科目。他研究科、他大学で履修する科目、国際研修科目等が含まれます。修得した単位を修了に必要な単位とするためには、所属する修士課程の系・専攻、博士課程前後期連携プログラム融合工学コースの分野および高度工学コースの系・専攻の定めに従う必要があります。

科目によっては、複数の科目区分が指定されます。履修者は、いずれの区分の科目として受講するかを定める必要があります。また、専攻・分野によっては、独自の科目区分を指定している場合があります。

カリキュラムの構成

履修者は、指導教員の承認を得て、各自のカリキュラム(テイラーメイドカリキュラム)を構成し、登録する必要があります。

修士課程及び博士後期課程に配当される授業科目と、工学研究科が提供する共通科目は、いずれも履修することができます。ただし、所属するコース以外のコースが開講する科目の履修を希望する場合など、科目によっては履修できない場合あるいは修得した単位が修了に必要な単位としては認められない場合があります。また、各専攻や各コースの科目時間割りの重複等や、キャンパス間の移動に要する時間等の関係で、科目によっては履修できない場合があります。詳細については、所属専攻等で確認してください。

また、他研究科や学部(工学部及び他学部)の授業科目についても履修することができますが、修了に必要な単位と認められるかどうかは、所属専攻等で確認してください。

なお、修士課程において履修可能な博士後期課程配当科目、博士後期課程において履修可能な修士課程配当科目がありますが、修得した単位はいずれかの課程のみで認定されます。

履修登録

 工学研究科で履修を希望する授業科目については、学期の初めの指定された期間に、KULASIS(※)上で履修登録を行わなければなりません。履修登録のない授業科目は単位認定されません。
※京都大学教務情報システム KULASIS -クラシス- について

授業外学修(予習・復習)

1単位の授業科目は45時間の学修をもって構成されています。

例えば、2単位の講義科目の場合、必要とされる学習時間は90時間となりますので、担当教員の指示に従い、授業時間外で予習及び復習を行ってください。

過去の学修要覧