大学の世界展開力強化事業「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成 -災害復興の経験を踏まえて-」FDシンポジウムを開催しました。(2013年11月25日)

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参加者集合写真

2013年度FDシンポジウムをホテルセントノーム京都において開催しました。
このシンポジウムは、2013年度に実施した京都大学とASEAN連携大学による協働教育プログラムの実施結果を踏まえて、次年度の実施に向けた課題・改善点等についてASEAN側及び日本側の教員・学生双方の視点で協議・検証を行い、協働教育プログラムの改善・向上に役立てることを目的としたものです。
今回はJICA、大学評価・学位授与機構からも参加頂き、京都大学からは工学研究科、地球環境学堂、経営管理大学院、防災研究所等の教職員、ASEAN側からはアジア工科大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、バンドン工科大学、マラヤ大学、ベトナム国家大学ハノイ校の6連携大学の教員合わせて45名が参加しました。
13時からはじまった第1部では、はじめに事業推進責任者の大津宏康工学研究科教授が主催者挨拶を行った後、森純一国際交流推進機構長から挨拶がありました。第2部では、2013年度協働教育科目のコーディネータを務めた各教員による講義報告に続き、2012年度・2013年度履修コース受講生を代表して学生3名による、履修に対する感想の発表がありました。また、2013年度受講生対象のアンケート結果が報告されました。
その後15時10分からは、第3部として協働講義を担当した京都大学若手教員2名が、Faculty Developmentの観点から協働講義を通して得た経験について報告がありました。また、第4部ではバンドン工科大学からの2014年度実施計画、協働教育プログラムの概要説明に続き、事業推進責任者の大津教授をコーディネータとしてパネルディスカッションが行われました。京都大学とASEAN連携大学の教員合わせて7名のパネリストはそれぞれの立場から今後の方向性等について述べ、活発な議論、意見交換が行われました。

最後に、アジア工科大学のDr. Noppadol Phien-wej准教授による閉会の挨拶が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

今回のFDシンポジウムは、学生交流の継続.協働教育プログラムの向上に寄与する良い機会となりました。

 

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森国際交流推進機構長による挨拶                   大津教授による主催者挨拶                  協働講義担当教員によるFD報告

なお、「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成-災害復興の経験を踏まえて-」の詳細については、http://www.drc.t.kyoto-u.ac.jp/をご参照ください。

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