藤森真一郎 准教授が4年連続でHighly Cited Researchersに選ばれました。
都市環境工学専攻 藤森真一郎准教授が、クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)社が発表した2022年のHighly Cited Researchersに選ばれました。
これは2019年、2020年、2021年に引き続き4年連続の快挙となります。
*Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)とは
クラリベイト・アナリティクス社が、特定出版年における世界の全論文のうち、引用された回数が上位1%に入る論文の著者を世界最高峰の研究者として研究分野毎に発表しているものです。後続の研究に影響力のある科学者や社会科学者が選定されています。
藤森真一郎准教授のコメント
私は将来のエネルギーシステム、土地利用、食料需給、経済を予測し、気候変動対策やSDGsに深く関連する様々な社会環境問題をグローバルから国スケールで分析を行っています。環境工学に基礎を置きつつ、経済、物理、工学等の知識を学際的に統合したコンピューターシミュレーションモデルを用いて科学的知見の創出と共に国や国際的な政策決定者へ情報提供を行うことで環境行政へも貢献しています。
多くの共同研究者のおかげで、今年もHighly Cited Researchersを受賞することができました。
今後もより一層精進し、環境研究・教育活動を通じて社会に貢献できればと思っております。
藤森准教授の研究成果
- 世界全域の2050年脱炭素シナリオの飢餓リスクの要因分解―森林が貯蔵する炭素に対する価格付けが食料安全保障のリスクになりうる―
- 世界の脱炭素社会実現に向けた水素エネルギーの役割 ―電化・バイオマスも組み合わせた包括的なエネルギー政策が重要―